染井のメジロ
今朝の散歩は、ソメイヨシノ発祥の地、染井を歩いてみました。家から霊園まで行き帰りは、江戸時代からある道です。かつては、この道の両側には植木屋が軒を連ねていたそうです。
霊園のサクラは、まだ1,2分咲きといったところで、今週末あたりから見頃を迎えそうです。なかには満開の木もあって、そこではメジロがさえずっていました。このメジロのさえずり、とても複雑で変化に満ちた鳴き方なのです。しばらく聞いて、ときおりメジロ本来のさえずりパターンが出てきて、やっとメジロとわかるほどです(PMD-620を使用、ボリュームの調整、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています)。
「JapaneseWhite-eye1001e.mp3」をダウンロード
昔、伊豆大島などで密猟されたメジロが大量に東京で売られていました。たしかに、数の多い伊豆大島などのメジロは、声良しです。その子孫なのでしょうか。
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こんにちは。私の地元でもメジロがよく囀るようになりました。
ところで、この鳴き声は囀りではなく、ぐぜりではないでしょうか。バードリサーチ鳴き声図鑑のメジロぐぜりに似ていると思うのですが。
投稿: kk | 2010年4月 3日 (土) 11時11分
kk様
メジロのぐせり、ご紹介ありがとうございます。ぐぜりの定義が明確でないので、なんともいえませんがバードリサーチにアップされている声はぐちゅぐちゅした節が多く声量も少なめですね。
私の録音したものは、かなりしっかりしていてときどき本来の「長兵衛、忠兵衛」といった節も入っていたので、さえずりとしました。ぐぜり=練習歌という定義であれば段階があるはずで、かなりうまくなった段階といえるかもしれません。
投稿: まつ | 2010年4月 3日 (土) 20時16分