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2010年4月 5日 (月)

おかしなヒヨドリ

 六義園に面した我が家のベランダには、ヒヨドリがよく来ます。何時の頃からか、ベランダに出るとヒヨドリが集まるようになりました。六義園側から並んだマンションを見ているとパンをやっている住民を見ることがあります。六義園のヒヨドリは、ベランダに人がいるとパンをもらえると思ってやってくるようになってしまったのです。

 そんなヒヨドリのなかに、おかしなヒヨドリがいることに気がついたのは去年の暮れ。下嘴の下に何かが出ているのです。首が傷つき皮膚がでているのかと思ったのですが、よく見ると舌なのです。舌が下嘴の付け根から外へ出てしまっているのです。

 これでは食べ物を捕るのに苦労をすると思います。そのためか、ベランダに立つといちばん最初にやってきますし、いちばん近くまでやって来て、ときには足元に降り立ったことがあります。人に近づくことで、少なくとも4ヶ月は生きていましたし、食べ物の少ない冬を乗り切れたことになります。

 4月になってヒヨドリの数が減りましたが、この傷ついた個体は今日もいました。このまま、人に依存して生きていくことにしたようです。

 気になるのは鳴き声です。舌とどれだけ鳴くことと関係があるのかわかりませんが、今のところ声を出したのを聞いたことはありません。

Brownearedbulbul

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コメント

コレは・・・奇形なんでしょうか。
それとも後天的な怪我でしょうか。
痛々しくはありますが
どっこい生きてますね。

先日録画した「龍馬伝」を観ていたら
ツミの雄と思しき声が・・・。
結構色々な鳥の声が聞けるので
毎回ドラマでバードリスニングしております。

トラツグミの声も暗示的に使われており
ドラマチックな展開とは裏腹に
うっとりと聞き惚れてしまいました♪

月之座様
 どうして、こうなったのかまったく想像ができませんね。先天的ということは、まず考えられない(有害物質で嘴の変形は考えられる)ので、何らかの事故だと思います。しかし、どんな事態が起きたのか、思いつきません。以前、六義園の順路にハシブトガラスの嘴、上下が落ちていたことがありますが、これもどんなことが起きたのか想像できません。
 「龍馬伝」でツミですか。マニアックな選定ですね。スタッフにバードウォッチャーがいるのかもしれませんね。

タイムリーにヒヨドリネタです。
本日、例の公園を散歩していたのですが、ツミスポットの林がヤケに騒がしいので「???」と思って近づくと、林中がヒヨドリだらけでした。杉の葉隠れで正確な数は把握できませんでしたが、50羽以上はいたと思われます。春の渡り途中で立ち寄ったのでしょうか。
あの公園の狭い林で、あれだけの密度のヒヨドリを見るのは初めてだったので、少々コーフンいたしました。
すかさず録音ボタンを押したものの、レベルが低すぎたらしく、群れ感は得られず。あんなにかしましかったのに・・・無念です。

ハシブトガラスの嘴上下!
これまたミステリーですね。そういえば、六義園は岩崎弥太郎さんが一時所有されていたとのことで、ひょんなトコロで龍馬つながりですね。

月之座様 
 今、増える公園のヒヨドリは、春の渡りの群れだと思います。南のほうで過ごしたものが北へ向かうものと思います。
 秋には、鳴き合いながら数10羽の群れが、北から南へ移動しているの見ます。しかし、春はそれほど大きな群れになりませんし、群れでの移動も多くありません。はやり、厳しい冬の間に数を減らしているのでしょう。

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