睡眠導入鳥
昨夜は、夜中に4回も目が覚めてしまいました。昨日の天気が悪くいつものとおり1万歩を歩いていないので体が疲れていないこと。そして、もう花粉はないだろうとアレルギーの薬を止めたため、薬が切れて喉が痛くて目が覚めてしまったからです。
こういう時のために、いつもCDプレイヤーには自分で録音した野鳥の声の入ったCDをセットしてあります。眠れないときは、鳥の声を流して眠るようにしています。昨夜は先日、録音したヒクイナのCDが入っていました。ヒクイナの単純な声は、睡眠効果ばつぐんです。先日、文化放送のスタジオでヒクイナを制作しているときには、スポンサーのY本社長はこっくりしていました。昨夜も、だいたい1トラック目で寝ていますから、5分ほどで眠りについていることがわかります。
ヒクイナの声を聞きながら生息地の里山とアシ原を思い浮かべ、そこを渡る風を思い出そうとすると眠りにつけます。こんな風景でした。
このほか、睡眠効果が大きい鳥はオオルリ、キビタキ、クロツグミといったところです。このほか、アカヒゲも効きました。いずれもきれいな声なのですが、伸びやかな声で、いろいろな節が交互に出てきて規則性の少ない歌を歌う鳥たちです。
逆に目がさめてしまうのは、ホトトギス、アカショウビン、アカゲラのドラミングと言った急激に鳴く、あるいは音を出すのは、びっくりして目が覚めてしまいます。
この間は、沖縄やんばるで録音した野鳥たちの声をCDをかけて寝たところ、悪夢を見ました。最初のトラックはアカヒゲ、これで眠りにつけました。しかし、最後のトラックにリュウキュウコノハズクが入っていました。私は夢のなかで、リュウキュウコノハズクが鳴いている、早く録音しなくてはと焦っているのです。そして、愛機のPCM-D1の録音ボタンを押しているのですが、録音が始まらないのです。これはたいへん、早く録音しなくては鳥が鳴きやんでしまう、でも録音機が作動しない・・・目が覚めてしまいました。
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