今日はオオルリ
夏鳥たちがちょうど今、六義園を通過しています。
昨日は、ツツドリ、センダイムシクイ、オオルリ。今日は、オオルリでした。天気が悪くなる前の一回りで、時間があればもっといろいろな夏鳥を見つけられたかもしれません。
今にも雨が降り出しそうななか、写真はあきらめてさえずりを狙いました。雨模様にかかわらず団体客が通過、上空には航空機が飛び交い、自動車の往来も激しいなかので録音です。録音機はPCM-D50、ボリュームの目盛は7、およそ20mほどの高さの木にオオルリがとまって鳴いている下に置き上に向けています。ですから、音はこのとおりです。フェードイン、フェードアウトのみの加工です。
よく聞くと私の声も入っています。これでは、とてもではありませんが、人に聞かせられる音ではありません。そのためAdobe Audition Ver.3.0で編集、加工いたします。まず、オオルリ以外の鳥の声をカット。これに3000Hz以下、再度500Hz以下をフィルターをかけて低音のノイズを軽減。ボリュームをアップした後に、ヒスノイズリダクションをかけて全体のノイズを取ると、ここまで聞けるようになります。
「blueandwhite_flycatcher100427_00e.mp3」をダウンロード
これは、かなり簡単な操作での加工です。もっと丁寧に加工して、好きな自然音、たとえば川の流れをミキシングするとより人に聞かせることのできる音にすることができます。あるいは、鳥がもっと近くで鳴いてくれたり、録音機をより近くに置くことができれば、もっと簡単にきれいな音にすることができます。
騒音の中で録音を諦めていた方がいっしゃらいましたら、まずは録音してチャレンジしてみてください。あとは、編集加工のテクニックで音を蘇られることができるかもしれません。
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