歩くモニター
週末は栃木県日光に行っていました。日光野鳥研究会の稚児の墓観察会です。例年ならばヤマツツジの花園のなかでバードウォッチングを楽しめるのですが、今年はまだ蕾です。山の初夏は1週間から10日遅れている感じです。
稚児の墓コースは、私としてはもっともきついコースなので、いつもは徹底的に身軽にして行きます。しかし、今回は新機種の試用を頼まれ、装備が多くなりました。ニコンビジョンからは、新しい双眼鏡のモナークⅢ・8×42、日本野鳥の会からYAMAHAの録音機・C24とW24です。首から双眼鏡、ウエストポーチにはあふれんばかりの録音機。まさに歩くモニターです。
おかげで、YAMAHAのW24を落としてしまいました。観察会でお弁当を拡げつつ、さっき録音した音源をチェックしようとしたらないです。こうなると食事も喉をとおりません。観察会の皆さんには申し訳なかったのですが、もと来た道を戻ることにしていただきました。デジタル時代というのはすごいもので、参加者の何人かがナビを携帯しています。そのため、道無き道を歩いてきたのですが、ナビのおかげで5mの誤差で同じコースをたどることができます。これで、見つかるはずです。しかし、道無き道はササ原ですので藪の中に落としたら見つけることはできません。参加者の方々は横に広がって探してくれていますが、今度は踏んづけてしまわないか心配です。
落としたのは、たぶん最後に使用した後、ウグイスを録音したあと他の録音機を出すときにひっかけてしまったのではないかという懸念がありました。最後に録音したポイントに行き、そこで探せば見つける可能性が大です。しかし、稚児の墓コースは、ササ原とヤマツツジの灌木が広がり同じような風景が延々と続きます。どこで、ウグイスを録音したかの目印がありません。それにウグイスもたくさんいて、さかんに鳴いています。ただ、録音したウグイスの声は低めで「ホケキョ」が短く「ホケ」と聞こえた記憶がありました。これがその声。録音機は、YAMAHAのW24。落とす前に録音したものです。ボリュームの調整とノイズリダクションをかけています。
このウグイスの声をまず探せば良いのです。しかし、なかなか記憶通りで鳴くウグイスがいません。思った以上にコースを戻ったところでやっと、それらしいウグイスが鳴いていました。そして、録音機を置いた倒木も見つけました。そして、ありました。W24は、シラカバの木の根元に落ちていました。F田会長からは「ウグイスの声から捜し出すとは、さすがプロ」と、ほめられましたが、そもそもプロならば落とさないでしょうね。
観察会の参加者の皆さん、お騒がせいたして申し訳ございませんでした。おかげさまで、弁償しないで済みました。また、還暦のお祝いもありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
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