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2010年6月15日 (火)

はじめてのタイマー録音

 ICレコーダーを使っている録音仲間が「タイマー録音ができるので便利」という話を着たことがあります。ICレコーダーの機能ということで、正直バカにしていたのです。今回、手元にあるYAMAHAのW24、C24ともタイマー録音ができるので試したところ、とても便利な機能であることがわかりました。

 タイマー録音とは、何時から何時まで録音をすると設定しておけば、録音機が勝手に録音しておいてくれる機能です。 W24、C24とも、メニューから簡単に設定できます。 今まで、夜や早朝の録音は、長時間録音ができる機種にメモリーと電池をたっぷりと入れて放置録音するしかありませんでした。これをやると膨大なデータとなり、後の処理がたいへんです。しかし、タイマー録音では午前3時~6時のもっとも野鳥が賑やかな時間を設定しておけば、その時間だけ録音が行われるので約2G(48kHz/16bitで録音の場合)で済みます。ですからW24、C24とも本体メモリーだけでOKですし、電池は10回分くらい持ちそうです。 実際に録音した波形をAdobe Auditionで示してみました。見やすいようにモノラルで表示しています。

Timarrec_2

  録音機はW24、場所は日光の山のなかです。時間は午前3時~6時までの3時間、48Khz/16bitで録音しています。録音ボリュームはフルです。 こうしてみると、録音開始から50分後の午前3時50分からクロツグミを中心とした野鳥のコーラスが始まり、約1時間盛り上がっているのがわかります。その後も、たまたま近くにやって来たセンダイムシクイやキバシリの声が大きく入っています。

 問題は、どこに置くかです。今回、置いたところは去年、午前3時に来たら野鳥のコーラスが素晴らしかったところです。ですから、ある意味リハーサル済みの場所です。初めての所では経験からのカンをたよりに置くしかありません。あるいは複数台を用意して、より可能性を高めるということでしょう。それでもスケジュールによって、早起きが出来ない場合には、とても有効な方法だと思います。今回は、翌日に観察会がありましたので体力の温存をはかりたくて試してみました。また、万が一夜に雨が降ったりするといけないので、マイクはスポンジ、本体はビニールでくるみました。そして、木の陰で雨が当たりにくそうな所を選んで置きました。

 メモリー録音機の発達により野鳥録音の方法が、どんどん変わっていく感じがします。

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コメント

いつも邪魔をしてごめんなさい。

まぁ、こんなところにタイマー録音が出来るレコーダーがあったんですねぇ。

自分もブログなんかに書いていただけに参考になりました。

こういうのはやっている人でなければ良さを分からないでしょう。

SY-99様
 いつもご覧いただきありがとうございます。
 野鳥の声は、生で聞くのがいちばんなので、タイマー録音はあくまでもサブという位置づけ必要でしょう。
 研究者の方がサンプルをたくさん収集しなくてはならないという場合にはとても有効な手段だと思います。

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