« 六義園のカワセミ受難 | トップページ | 運河を歩く »

2010年6月 1日 (火)

カミさんの録音

 カミさんが尾瀬に行ってきました。
  行く前に、どうせ行くならば録音機を持って行ったらという話になり、もっとも軽いYAMAHAのC24を持って行かせました。おかげで、ネタがいくつも・・・
 まず、ヤマアカガエルが鳴いていたので、録音しました。風があるもののなかなか良い感じです。ヤマアカガエルの声は、低音から高音まで幅広い音域に広がっているために、近くで鳴いてくれないと自然な音に録れません。ということで、木道の下に置いて置いたら、こんな会話が入っていました。

 若い女性の2人連れです。「何これ?」はC24を発見したためです。この2人は、録音機を再生装置と勘違い、カエルの声はここから流れていると思ってしまったようです。勘違いさせてしまい申し訳ない気持ちです。しかし、天下の尾瀬、天然自然100%の環境、そこで人工的に声を流すものでしょうか。もしそうならば怒れ、とも思いますが、なっとくしてしまう素直な2人に、ちょっとコメントのしようがありません。

  C24は、マニュアルによると単4アルカリ電池1本、44.1kHz/16bitで約16時間の録音が可能です。メモリーは、16GのマイクロSDを増装していますので、約24時間分、録音できます。ですから一晩は余裕、夕方から置いておけば、夜の鳥の声から早朝の小鳥のコーラスまで録れるはずと伝授。ということで、宿から少し離れた木道の下に午後7時20分に隠すように置いたとのことでした。ところがなんと朝、C24は落とし物として届けられていました。世の中には親切な人がいるものです。正直、大きなお世話なのですが、持って行かれなかっただけ幸いでした。
 録音中に光る赤いLEDが見えないように裏返しして置いたのですが、見つかってしまったようです。どうも、後からつけた緑色のスポンジ製のウインドジャマーが、まだ春早い枯れ野の尾瀬では目立ってしまったようです。がっかりです。

 それでも、朝拾われるまで、夜の録音が入っているはずと、音を探すとありません。時間を示す1920の名前の付いたファイルがあるのですが、なにもないのです。どうも、LEDが目立たないようにひっくり返したときにストップボタンを押したか、スタンバイ状態のまま置いてしまったようです。C24は、録音ボタンを連続して2回押すとスタンバイ状態になり録音が始まりません。震える指で押したのでしょう。カミさんはがっかりの2乗です。
 じつは私は、同じことをいろいろな機種で何回もやっています。日光、群馬の山奥、小櫃川河口、このほかにもありますが、みな覚えています。忘れられないほど、悔しくて残念なことです。ただ、このようなミスは、メモリー録音機になってから。DAT時代のD10-ProⅡではありませんでした。DAT録音機で、録音をスタートさせた後もレベルを監視しテープの走行を見てヘッドフォーンで音を聞くという気合いの入った録音では、ありえないミスです。録音機が簡単便利になっただけに、ついやってしまうケアレスミスです。
 ということで、いくら良い機材が開発されても使うのは所詮、人間。ミスはまぬがれません。

« 六義園のカワセミ受難 | トップページ | 運河を歩く »

徒然」カテゴリの記事

機材」カテゴリの記事

コメント

録音を趣味とする夫の妻としての立場で、つい、くすくす…としながら、拝見してしまいました。

私も、よく失敗しました…!長時間録音しすぎると音拾いに時間がかかると文句を言われたり、音が割れてると言われたり…。くやしいので、一生懸命にマニュアルを見るのですが…(^_^;)

録音中、私たちも同じような経験を何度かしています。テプラで「録音中。触らないでね(*^_^*)」という札を作り、引っ掛けてかけることにしました。

このカエルとハイカーのやり取りは音の風景になりますよ。前後をつけて残しておいてくださいね。

録音ミスは表示パネルを確認し最後にホールドすることが大切で、特に夜間はこの手順を怠らないことです。これで奥さんは二度とミスしないでしょう。

ところで、C24はホールドってありますぅ?

pika@「ことりのさえずり」様
 ご主人はお元気になられましたか。
 そろそろお二人で、録音行をされていることとおもいます。
 これからはパウチした「録音中」の札を作っておくようにします。

SY99様
改めて聞くと、良い感じの音でした。このほか、熊鈴の音、木道を歩く音がうるさくて尾瀬は録音に適していないと思ったのです。しかし、ある意味、尾瀬らしい風景音ですね。
 C24のホールドは、パワースイッチと一体です。OFF,ON,HOLDとスライドさせる方式です。
 

ホールドがあれば、今度は録音をスタートしたらホールド、それから置きに行けば確実ですね。

この話は初心者にもベテランにもケーススタディーとして大変参考になります。各自に置き換えて、どのようにしたらよいか、心構えしておくためにも生きた教材だと思います。

素晴らしいお話ありがとうございました。

このさえずりシーズン、私たちは残念ながら、スコープと録音機をを持ってのお散歩はおあずけなんです…(^^ゞ 夫の治療は、まだまだこれから。

松田さまの録音のお話や、皆さまのフィールドでの様子をネットで拝見しつつ、気持ちはフィールドに飛んでいます!

更新、楽しみにしています。

SY99様
 これからはHoldを活用してみます。
 マニュアルには、失敗談は書かれていませんし、入門書もしかり。でも実際、参考になるのは失敗した例となります。また夫婦ともども失敗をすると思いますので、ブログのネタには苦労しませんね。

pika様
 お見舞い申し上げます。
 また、お越しいただき、楽しんでいただければ幸いです。

はじめまして
「三重 コノハズク」を検索していてこのブログにたどり着きました。
このカエルの鳴き声はヤマアカガエルではなくて、モリアオガエルの鳴き声だと思います。

海老蛙様
 ご来訪ありがとうございます。コノハズクを求めて遠出をしておりましたので、ご返事が遅くなりまして申し訳ございません。
 カミさんによるとカエルは黒く、ビジターセンターのレンジャーに聞いたらヤマアカガエルだと教えられたとのことでした。
 海老蛙さんのご指摘のとおり、ヤマアカガエルの声とは違うことは、私の音源で確認いたしました。私にはそれ以上の知識がございませんので、判断はせきませんのでご容赦願えれば幸いです。
 今後ともご意見をいただければ幸いです。
 ちなみに、今回のコノハズクは振られました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/556172/48515169

この記事へのトラックバック一覧です: カミさんの録音:

« 六義園のカワセミ受難 | トップページ | 運河を歩く »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ