アンチ・ヤマビルスプレーの効果
お待たせいたしました。アンチ・ヤマビル除けスプレーの使用報告です。
以前、アンチ・ヤマビルスプレーを購入の記事を書いたところ、けっこう反響がありました。ブログのアクセス解析で拙ブログにやって来た検索ワードがわかりますが、過去4ヶ月分のデータでは、なんと「ヤマビル」は4位。野鳥、録音機、奥庭、そしてヤマビルなのです。野鳥の名前、録音機種名、六義園を差し置いての堂々の4位です。それだけ、関心が高いことがわかりますし、被害も多いことなのでしょう。
というわけで久しぶりの日光にて、この前購入にしたアンチ・ヤマビルスプレー「ヒル下がりのジョニー」を使用してみました。
スプレーには、ロックが付いているのでスプレーするときは解除します。始めは、これがわからず戸惑いました。スプレーすると、無臭無色の泡状の薬剤が出てきます。かなりの量がでます。ズボンにかけるとかなり濡れた感じになります。そのため、靴を中心にかけました。また、2回目はスパッツにかけました。
ヤマビルがいなくては実験ができないという心配は、まったくありませんでした。以前、ヤマビルに喰われた雑木林を歩くと、すぐにやってきました。身体全体を触手のようにゆらしながら寄ってきます。スプレーのかかったところに触手が触れると、そこにはもう触れません。効果有りです。
次に、スプレーのかかったスバッツの上にヤマビルを乗せてみました。さかんに周囲を探っていましたが、つぎの一歩を踏み出すことはできません。そして、しばらくすると身体を丸く縮めてしまいました。それがこの写真。どこにも行けなくて困っているヤマビルです。
身体からナメクジの粘液のようなものを出して、身体が一回り小さくなってしまいました。このまま立つと、ポロッと地面に落ちました。もう、身体を支える力が無くなっていました。ただし地面に落ちてしばらくすると、元のように身体を伸ばして動き始めました。最初の頃より、動きは鈍いものの死ぬまでは至らないようです。
効果の持続時間は不明ですが、長時間のフィールド作業では1時間単位で効果をチェックしたほうが良いでしょう。また、雨上がりだったので草がとても濡れていました。長靴のような材質にスプレーすると草に触れることで薬剤が取れてしまう可能性があります。スパッツのような防水性の布地にかけるのが、取れにくく効果が持続しそうです。
これからは、少しは安心して枯れ葉の上を歩けます。
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