あついカラス
「暑い!」と言うとよけい暑くなるのはわかっていますが、つい言ってしまいます。コンピュータのHDDが50度を超えたという警告メッセージが出て、警告音が鳴りました。ついにコンピュータも「暑い!」と悲鳴を上げました。今まで、このコンピュータを5年使用していますが、初めてのことです。
さて、当初心配したほど、ハシブトガラスの若鳥の数は少なくなさそうです。カラス仲間のHさんからは染井方面では例年どおりとの報告をもらいました。
現在、周辺で孵った若鳥が六義園に集まってきています。園内には常時、数10羽の若者の群れがたむろするようになりました。森の中にはセミなどの昆虫がたくさんいますし、そろそろ木の実も実っています。食べ物を得る方法を学習するのには、かっこうのフィールドになっています。いわば六義園はカラスの学校です。
これらの若者の群れを見ていると、寄り添うように行動しているペアがいることがわかります。今年生まれの若鳥にも関わらず、すでに番となっているように見えます。巣立ってまだ2ヶ月たらずなのに番形成できるのも、カラスの学校のおかげなのでしょうか。
写真は、1羽が加えた枯れ葉をもう1羽が啄もうとしているようすです。口の中が赤いことから、今年生まれの若鳥であることがわかります。求愛給餌のまねごとなのでしょうか。おあついムードのカラスのカップルです。
今夜はカラス仲間の峯岸典雄さんのお通夜でした。享年81才、ご冥福をお祈りいたします。この記事を峯岸さんに捧げます。
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