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2010年9月30日 (木)

iZotope RX をグレードアップ

 今までも録音機材の話は取り上げましたが、編集ソフトの話はあまり話題にしていませんでした。野鳥録音といっても、野外での作業と同じくらいの時間と手間がかかるのが室内での編集作業です。コンピュータによる編集作業は、ソフトの機能によって作業効率が違いますし、そもそも音自体が違ってきます。ですから、良い編集ソフトを手に入れるかで、ずいぶん違ってきます。
 私の音の編集ソフトは、おもにAudition Ver.3.0です。Auditionの良いところは、波形とソナグラムによる編集が可能、波形表示で音量の調整、ソナグラム表示でノイズの軽減ができます。Auditionと当時に、iZotope RX も使います。このソフトは、ノイズリダクションの機能が優れているので、ノイズがひどくて捨てていたような音源でも使える音にすることができることもあるからです。
 本日、このiZotope RXのバージョンアップの知らせが来たので、さっそくiZotope RX 2にグレードアップしてみました。これが、けっこう期待できそうなので紹介いたします。
  iZotopeも、波形とソナグラムによる標示ができます。Auditionはいちいち切り替えが必要ですが、一画面で確認することができます。ですから、ノイズを軽減するためのノイズリダクションをかけた時、必要な音のレベルが下がっていないか、同時に確認できてともも便利です。
 ただし、すべて英語でまだ使いこなせない機能があるようで、習得するのに時間がかかるのが難点です。しかし、ノイズをとっても音が損なわれることが少なく、とても重宝しています。それが、グレードアップしてくれたのですから、期待がたかまります。
 まず、DONOISEと言う機能を使ってみました。
 まず、元の音です。これは、今年千葉県笹川で録音したオオセッカの声です。風の音によるヨシの葉音、川波の打ち寄せる音などの騒音にオオセッカの声が埋もれています。

「swamp_warbler1.mp3」をダウンロード

 この元の音を、DENOISE機能で使って調整すると、このようになります。

「swamp_warbler2.mp3」をダウンロード

 されに、500Hz以下の低音部分をカットするとこんな感じです。

「swamp_warbler3.mp3」をダウンロード

 いかがでしょうか。オオセッカの声がはっきりしてきことがわかると思います。

 私がグレードアップしたiZotope RX 2は$249、より機能の多いiZotope RX 2 Advanced   が$749です。詳しくは、下記URLでご確認ください。
  http://www.izotope.com/

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