三番瀬での録音
今朝は眼が覚めると、身体が動く気温でした。そのため三番瀬、船橋海浜公園に行きました。いちおう下調べでは、珍鳥の出現はなく鳥も少ないとのこと。それならば、人が少なく自由に干潟を歩けるだろうと思っての計画です。
午前9時30分に着くと、満潮の状態で鳥はほとんどいません。潮の引くのを待っていると、顔なじみのカメラマンのN村さんに会いました。雑誌ビーパルでお世話になった方です。早朝から来ていて、サルハマシギがいたなどの情報をいただきました。
ところが、潮が引き始め干潟が顔を出してもシギの群れがやって来ません。いつもは、すぐにやって来て近くでさかんに鳴き合います。それを狙ってのことなのですが、今日は様子が違います。しょうがないので、持ってきたSONYのPCM-D1とYAMAHAのW24とC24を並べて波の音を録ったりしていました。
そうとう干潟が引いてから、やっとメダイチドリの群れがやって来ました。それとともに、ダイゼン、オオソリハシシギ、ハマシギ、ミユビシギ、ソリハシシギなどが、目の前の干潟に降りてくれました。そこそこの種類と数、そして良く鳴き合ってくれました。これ幸いと、録音開始。ところが、目の前の群れを見るとハマシギにまじってサルハマシギの幼鳥がいました。N村さんが見つけたものでしょう。
誰も気が付かなければ良いと思っていましたが、めざとく見つけたカメラマンのオジさんが他の人にも声をかけたため人が集まってきてしまいました。人が集まってきたので、それを避けてサルハマシギは私のほうへどんどんやって来ます。それとともに、バードウォッチャーたちも来てしまいました。
お金と女と鳥は、追えば逃げるという法則を知らないバードウォッチャーが多いのは困ります。
写真手前は、録音機を置いてある携帯イス。その前の汀線にサルハマシギがいます。
この時、録音した音はこんな感じです。ダイゼンとメダイチドリの声が聞こえます。YAHAMAのW24 で録音しています。低音ノイズの軽減、ノイズリダクションを軽くかけています。
« 野鳥の秘密の歌声 | トップページ | 『中西悟堂と善福寺』展 »
「観察記録」カテゴリの記事
- 8月の尾瀬ヶ原(2024.08.28)
- 六義園でヤマガラ繁殖(2024.08.18)
- オオセッカのお話(2024.08.07)
- ツミとオナガの関係は?(2024.07.28)
- 日光 白根山のルリビタキ(2024.07.17)
コメント