アブラゼミの声紋
暑いだけあって昆虫たちは元気です。とくに、セミがにぎやかです。
網戸にとまったアブラゼミを腹側から録音してみました。それも、数cmも離れていない距離からです。PCM-D1による96kHz/36bitの高品位での録音です。
そして、声紋を見ると、とても美しいパターンとなりました。
左右は1分15秒。天地は48,000Hzまで表示しています。
音は、次のとおりです。アップするためには、容量を減らさざるをえません。時間を30秒に短縮し、96kHz/16bitから44.1Hz/16bitに変換、さらにmp3に変換していますので、実際の音とは異なりますことをあらかじめご了承ください。
「aburazemi08082700.mp3」をダウンロード
メインの音は10,000~15,000Hz にあることがわかります。もう私には聞こえない音域ですから、その下の5,000Hzあたりの音をかろうじて聞いていることになります。また、30,000Hz以上にまで、うっすらと倍音が見えます。これらの音すべてが、織りなすアブラゼミの声。とてもではありませんが、カタカナで表現できるわけがありません。
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