羽田から海外に行った頃
今日、羽田空港の新国際線ターミナルが開業しました。ニュースやワイドショーでは、新しい施設の話題でもちきりです。私はこれで「初めての海外旅行は、羽田から行った」という自慢話ができなくなりました。
初めての海外旅行は、1976年のこと。街には「およげ!たいやきくん」の歌が流れ、田中角栄がロッキード事件で逮捕された年です。1ドルが250円くらい、それでも360円からずいぶん安くなったと思ったものです。まだ、海外旅行の黎明期らしさがあり、貯金が30万円以上ある通帳を見せなくてはビザがおりませんでした。
ツアーは、アメリカ西海岸のバードウォッチングの旅でした。このツアーで出会ったバードカービングが、その後日本で花開くとは思ってもみませんでした。その経緯は拙サイトの「鳥の道くさ」で報告していますので、ご興味のある方はご一読いただければと思います。下記URLです。
http://homepage2.nifty.com/t-michikusa/birdcarving.htm
バードカービングはその後、関係者の努力もあってコンクールを開催するようになりました。そして今週末、千葉県我孫子で開催されるジャパンバードフェステバルで、バードカービング展とコンクールが開催されます。例年、全国から応募のあった作品が300点あまり並びます。それはそれは壮観です。私は、23日にコンクールの審査のお手伝いで会場にいます。
ジャパンバードフェステバルについて詳しくは下記URLで。
http://www.birdfesta.net/
羽田から飛び立ち、バードカービングに出会って34年、その成果をご覧いただければと思います。なお、バードカービング展以外にも絵画展もあります。また、光学機メーカーなどのブースでは実機に触れることのできるまたとないチャンスです。このほか、講演あり音楽あり盛りだくさんなイベントです。
羽田の国際線開設のニュースから、バードカービングに出会った旅を思い出しました
« カネタタキの高い音 | トップページ | 情報化時代の珍鳥情報 »
「イベント」カテゴリの記事
- シマアオジを守ろうキャンペーン-日本野鳥の会(2021.03.25)
- 彫刻家 ・ 村田勝四郎と日本野鳥の会-展示会(2020.02.09)
- カワセミのシルバーブローチ(2019.12.25)
- 週末は、日本野鳥の会連携団体全国総会(2019.11.11)
- 好天の ジャパンバードフェステバル(2019.11.02)
「徒然」カテゴリの記事
- ブログ、しばらくお休みいたします(2022.08.24)
- 日光のメイプルシロップ『雪の華』-ご紹介(2022.07.17)
- 日本野鳥の会名誉会長・柳生博さん-訃報(2022.04.21)
- 蹴ったのはイヌでした-日光(2022.03.12)
- 蹴られた録音機-日光(2022.03.05)
コメント