秋の稚児の墓
昨日は、日光野鳥研究会の自然観察会。滝尾神社から行者堂を登り、女峰山への登山道を途中、稚児の墓まで行きました。途中に殺生岩という大きな石碑があるのですが、ここまではスギ林で生き物の少ない上に道も急峻です。しかし、ここを過ぎると広葉樹の林となり鳥も多く、道もなだらかになります。
昨日は曇りがちでしたが、気持ちの良い秋の山歩きを楽しめました。これで、晴れていたら日焼けでけっこう疲れたことと思います。
鳥は、遠くで鳴くマヒワの声が冬鳥第一号。ヒガラ、コガラ、キクイタダキといった小さな鳥たちが、枯れ葉のように木々の間を飛び交っていました。紅葉は早いツタウルシは染まっていましたが、カエデ系は一枝程度でした。
今日のメインは、キノコ類でした。いたるところにキノコが出ていていました。F会長がキノコに詳しいので、いろいろ教えていただきました。分かった名前だけでも挙げておくと、シイタケ、スギヒラタケ、ハナイグチ、アカハツタケ、シロハツタケ、ナラタケ、クリタケ、ムラサキシメジ、ハタケシメジ、ホウキタケ、ホコリタケ、ウスタケ、ニガクリタケ、クサウラベニタケなど。しばらく前に誤って売られてしまった毒のニガクリタケと食べられるクリタケは、同じようなところに生えていました。これは、間違えますね。 行者堂に戻ってきた時、シカのラッティングコールが聞こえました。オスシカの雄叫びですね。秋らしい音でした。
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