新宿のハクセキレイのネグラ
昨夕、北海道のH田さんが上京されているとのことで、新宿のホテルまで会いにいきました。ロシア人のご夫婦と京都から東京の旅で、午前中はカミさんと鎌倉を探索、お疲れのところお邪魔いたしました。
ホテルに向かう途中、JR新宿駅南口を出て甲州街道と西口の前の通りの交差点を通ると都会の騒音の中、ハクセキレイの声が聞こえるのに気が付きました。デパートのルミネの前です。
そういえば昔、ここにハクセキレイのネグラがあったことを思い出しました。時間があまりなかったので、じっくりは観察することはできませんでしたが、まだネグラをとっているハクセキレイがいました。ルミネの屋上に数羽、まわりのイチョウの街路樹に数10羽が飛び交っていました。
以前は、ルミネの正面入り口の上にある穴に1羽ずつ入り、尾が飛び出ているという面白い風景が見られました。写真では、青いルミネのロゴの上のほうにある格子状の模様のある壁面です。
昨夕は、ここには入ることはせず、おもにイチョウの周りで飛んでいました。今では、木の中をネグラとしているようです。
10年ほど前に日本テレビのニュースで、街のなかでネグラをするハクセキレイということで、ここで取材を受けたことを思い出しました。車が行き交う中のインタビューで苦労した思い出があります。たしか『今日の出来事』だったと思いますが、こんなことがニュースになったのです。
JR渋谷駅近くの青山通り沿いのネグラは、無くなったと聞いています。この新宿のネグラはいまだ健在なわけは、どこにあるのでしょうか。その違いを解明できたら、ハクセキレイが都会でネグラをとる理由が分かるかもしれませんね。
この後、H田さんとロシア人のご主人のビクトールさんと、ホテルの近くの居酒屋で夕食。ビクトールさんはキムチがいたく気に入ったようで、おかわり。ロシア語でもキムチで通じました。
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