ムラサキシジミの死体
今朝、六義園の塀のまわりを散歩のときにチョウの死体を見つけました。かなり痛んでいますが、紫色の金属光沢が美しいチョウです。
調べてみたらどうもムラサキシジミのようです。よく似たチョウにムラサキツバメがいます。翅が傷んでいるので判断に迷いましたが、翅の角のカーブの感じはムラサキシジミのようです。専門外なので間違っていたら、ご指摘ください。
ムラサキシジミもムラサキツバメも南の暖かい地方のチョウのようで、北進が話題になっていました。食草は、カシ系ですから六義園にはシラカシなどの樹木がありますから十分生息可能です。
ちょっと前までは、やはり北進してきたツマグロヒョウモンが珍しくて、見たらメモをしていました。しかし、今年はいるのは当たり前、メモも取らなくなってしまいました。
それにしてもチョウの北進は何種も話題になっていますが、鳥はそれほどでもありません。はっきりと温暖化の結びつけられる例は、今のところ報告されていません。変温動物と恒温動物の違いなのでしょう。鳥に影響が出てくる頃には、もっと深刻な事態になっているかもしれませんね。
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