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2010年11月23日 (火)

ツルを殺した罪-カンムリヅルを殺したら

 おそらく小学生の初めての遠足は、上野動物園だったと思います。記憶しているのはライオンでもゾウでもなく、美しいカンムリヅルです。世の中にこんな美しい生き物がいるのかと思ったものです。その頃は、鳥には興味はなかったのですが下地はあったようです。
 今日、カンムリヅルをめぐってのニュースがありました。ハンターに撃たれたという衝撃的なニュースです。
  http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1290478273
 このニュースから、色々なことを考えさせられました。特徴がこんなにはっきりしていて間違いようのないカンムリヅルを識別できず射殺したハンターとは、いったいどんな狩猟講習を受けて免許を習得したのでしょう。また、仮に誤殺だったとしても、その後に逃げるというルール違反も講習ではどう教育していたのでしょう。そして、こういったいい加減な人間に銃を持たせることは、問題ではないのでしょうか。
 ところで、このハンターはどういう罪になるのか考えてみました。日本の鳥で狩猟鳥でない鳥を撃ったとしたら鳥獣保護法違反になります。しかし、カンムリヅルは日本の鳥ではありません。しばらく前に、飼育されていたカンムリヅルが逃げたという報道があり、この撃たれカンムリヅルはその鳥の可能性が高いと言われています。ようするに、ドバトやガビチョウを撃ったとの同じことになります。このハンターはある意味、日本の生態系に侵入してきた外来生物を駆除してくれたことになります。そうなると無罪ですね。
 もし、逃がしてしまった持ち主が特定されたら、ペットの飼い犬や飼い猫を殺してしまったことと同じになります。そうなると、せいぜい器物破損の罪にしか問われないのかもしれません。
 いずれにしても、このハンターはたいした罪に問われるとは思えません。

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