浮間公園で観察会
今日は、巣鴨地域文化創造館主催の自然観察会で東京都北区にある浮間公園に行きました。巣鴨の観察会は、もう何回も行っているので常連の方もいて皆和気あいあいとバードウォッチングを楽しむことができました。なによりも秋の天気の良い日に紅葉したサクラなどが、とてもきれいな風景の中での探索です。楽しくないわけはありません。
参加者のほとんどの方が初心者です。そのため、できる限りやさしくていねいにと心がけて話します。しかし、ついキンクロハジロのキンクロと言ったり、ムクドリをムクと言ってしまって慌てて言い直すことが数回ありました。このクセは、そうとう意識しないと直らないですね。
私が昔、住んでいたのはこの浮間の先の板橋区新河岸でした。そのため、この公園の前はバスで良く通りました。今では、住宅地の真ん中で周辺には大きなビルもありますが、昔はまわりはネギやダイコンの畑がひろがっていました。鳥は、カイツブリが数羽水に浮かんでいるのを見たことぐらいしか記憶にありません。今では、カモも多く、カワセミもいるのですから隔世の感があります。人も増えましたが鳥も増えています。
そして、写真はユリカモメ。これは標準レンズで撮っています。こんなに近いのです。
環境の変化と鳥の種類や数の変化が取りざたされますが、鳥の習性もずいぶん変わっていることが最近とても気になります。こうして人を恐れない鳥が増えてきたことは、環境の変化だけでは語ることのできません。これに人心の変化、日本人の心の変化も関係していることだと思います。
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