気になる録音機-サンヨーとベセトジャパン
「週刊アスキー」には、月之座さんのイラストが載っているのでよく買っていましたが、このところとんとご無沙汰。久しぶりに買ったら、録音機の新機種の情報があり、いずれにもちょっと気になる機種でした。
まず、サンヨーのICR-PS515RM。メーカーのURLは下記。
http://jp.sanyo.com/icr/lineup/ps515rm/
売りは世界初という「3WAYロータリーマイク」と、音楽録音などで威力を発揮する「低域補正マイク」を搭載とのこと。サンヨーだけに、本体でエネループ充電が可能。いずれにしても、タイマー録音の設定ができて長時間、大容量のメモリーを入れられるので、データ収集を目的とした野鳥録音では威力を発揮しそうです。価格は、16,000円程度。
つぎは、ベセトジャパンのDP1000。メーカーのURLは下記。
http://beseto.co.jp/item/dp1000/index.shtml
このWebサイトには、付属のバッテリーパックを装着すれば約1週間録音できると明記、超長時間録音が売りです。1週間ということは、160~170時間となります。タイマー録音もできますから、たとえば午前3時~6時を設定し毎日録音しても2ヶ月間、置きぱなしでデータ収集ができることになります。メモリーの容量からWAVでは無理ですがmp3ならば、けっこう行けるかもしれません。もちろん、後の整理はたいへんですけれど。これ以外にも、ラジオのFMが聞けて録音できるなど、機能がてんこ盛りです。価格は、15,000円程度。
ただ、どちらもリニアPCMで録音できるのですが、不思議なことにサンプリング周波数の数値が明記されていません。DP1000では「CDをはるかに超える」とありICR-PS515RMでは録音時間の目安の表で48kHzの項目がある程度です。いまどき44.1kHz/16bitはないと思いますが、96kHz/26bitまで行けるのか、あるいはそれ以上いけるのか気になります。
これ以上、機材が増えても良い録音ができるとはかぎりませんが、新製品が発表されるとやはりウキウキしますね。
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sanyoは48kHz16bitが上限のようです。ただし外部電源が使えるのでYAMAHAより長時間録音に向いてるのではと思います。この春はSANYOの605と外部電源(単3×4本USB)、32GBメモリの組み合わせでで夜間調査を考えています。
投稿: あおのり | 2011年5月20日 (金) 17時52分
あおのり様
重ねてコメント、ありがとうございます。今、気になっているのはオリンパスのLS-7ですね。タイマー録音が3パターンできるという機能が、かなり有効ではないかと思っています。
投稿: まつ | 2011年5月20日 (金) 18時17分
最新情報ありがとうございます!!
605を購入前だったのでLS-7に変更しようとおもいます。
昨年、海鳥保護を目的としたNPOを立ち上げました。
http://www.geocities.jp/etopirika_fund/
調査に活用予定です。
投稿: あおのり | 2011年5月20日 (金) 21時25分
あおのり様
LS-7は、私は手にしたことがないので、まだ評価はできません。ただ、最近、録音仲間が2人購入しました。
海鳥の声を録るため、どこかで防水仕様の録音機を出してくれませんかね。
投稿: まつ | 2011年5月20日 (金) 21時39分
あおのり様
はじめまして。LS-7を購入したその一人です。
音質についてはまったくの素人でわかりませんが、タイマー機能が気に入ってオリンパスのDS-61、71も以前から使っています。
32GBメモリでの連続録音調査となると、外部電源が必要になると思います。 LS-7の場合USB電源のため、5Vを安定して供給しなくてはならず、自作は難しいかもしれません。
例えばエネループのUSB出力付モバイルブースターなどだと、そのまま使えそうです。
ただし、私はまだ使っていないので動作の確証はありません。
ご参考までに。
投稿: A部 | 2011年5月23日 (月) 22時35分
まつ様 A部様
遅ればせながらご意見ありがとうございます。SANYO 605は32GBのメモリーがメーカーの動作保証がなかったため一旦候補から外しましたが、動作確認の証言が得られたため、結局こちらを購入しました。6月に入って天候が不安定(日中晴れても夜間は雨)なためまだ野外での使用は行っていません。外部バッテリーはUSB出力付きの単三4本が入るバッテリーケースを購入しました。SANYOは外部電源から本体のエネループを充電する仕組みなので5Vを安定供給出来なくても大丈夫そうです。防水対策はただ今思案中です。
投稿: あおのり | 2011年6月18日 (土) 11時25分
あおのり様
ご報告のコメントありがとうございます。こちら関東地方も例年にない早い梅雨入りで、晴れが続きません。
長時間録音の録音機の機能に外部電源が使えるという条件を今後、検討したいと思います。
ところで32Gということは、48kHz/16bitで48時間録音できるということになりますね。テープメディアの時代には考えられない長時間録音。いろいろ発見がありそうです。
また、報告よろしくお願いいたします。
投稿: まつ | 2011年6月20日 (月) 11時31分
まつ様 A部様
SANYO 605はUSB充電中録音が出来ない仕様になっていました。誤算です。LS-7はどうなのでしょうか?
投稿: あおのり | 2011年7月 3日 (日) 20時30分
あおのり様
LS-7でUSB充電中、録音できるか試してみました。できませんでした。充電中と表示が出て、他のキーを受け付けなくなります。
私は、充電中に録音することは、考えたことはなかったで、気にしていませんでした。
投稿: まつ | 2011年7月 4日 (月) 11時07分
まつ様
605RのUSB充電の件、解決しました。USB充電モードというのが通常動作以外にあり、こちらに設定すれば録音可能でした。これで長時間タイマー録音が可能となりそうです。お騒がせしました。しかし最近の器機は説明書がないとどうにもなりませんね。
投稿: あおのり | 2011年7月 4日 (月) 17時37分
あおのり様
まつ様
あおのり様の方は解決されたので何よりです。違う設定があるのではと、書き込もうと思っていたのですが、遅くなりました。
実はLS-7も取説にはないのですが、できるようです。
メニューから「本体設定」「USB設定」「USB接続」と進み、「ACアダプタ接続」を選択してPCに接続。これで充電を開始すると、充電しながらでもすべてのボタン操作が可能です。
また、同じ設定でLS-7本体の電池を抜いた状態でPC接続すると、右上に外部電源のマークが出て、AC電源として使えるようです。
こういう使い方を想定していないので取説に説明がないのでしょうが、もうちょっと詳しく書いてくれるとありがたいのですが。
投稿: A部 | 2011年7月 5日 (火) 02時20分