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2010年12月10日 (金)

忙中、忙あり

 印刷物や番組づくりに関わっていると年に2回、魔の時が訪れます。5月のゴールデンウィークと年末年始です。それぞれの一ヶ月前くらいは連休進行、年末進行と言って繁忙期となります。たった1週間くらい休むために1ヶ月間は忙しく、どう考えても計算が合わないのですが、とにかく忙しいのです。今まさにそのまっただ中にいます。
 とくにデアゴスティーニの『週刊・野鳥の世界』は、週刊ですからなおさらたいへん。毎週1回の作業が、このところバイク便のお兄さんが3日置きに来ています。そのほか、連載原稿も早め早めと催促されています。合計すればいつもと同じ量の仕事をしているだけなのですが、追われると凄い量の仕事こなしているような気分になります。
 そんな中、昨日は午前と夜に打ち合わせがありました。
 午前中の打ち合わせは、西五反田の日本野鳥の会事務所で『野鳥』誌の連載について。8回枠で野鳥録音の話を書きます。来年の春にはじまります。『野鳥』誌に連動してWebサイトでも野鳥の声を聞こえるようにするなど、今までにない企画のため各部署から5人の職員が顔を並べての打ち合わせでした。どうぞ、お楽しみにしていただければ幸いです。
 夜の打ち合わせは、古くからの鳥仲間で中華料理店経営のI川さんちでTV番組の企画について。動物ものの企画なのですが、それぞれの分野の専門家に集まってもらってアイディアをいただきたいというもの。私は気楽に行ったのですが、ほ乳類、は虫類、昆虫、コウモリのそうそうたるメンバーが集まりました。せっかくI川さんが作ってくれた料理がなかなか減らないほど話は盛り上がりました。私が、ついていくのがやっとと言うくらい専門的な話にもあって楽しい限り。しかし、これで番組のアイディアとなったのか不安です。
 いろいろな話が出た中で気になったのは、TV番組での動物ものの扱われ方です。ようするに番組内容をわかりやすくするために、複雑な仕組みや構造の話はカットされてしまうのだそうです。ですから、野生動物の生態や自然の仕組みといった説明の難しい話には、踏み込むことはせず安易な話になってしまうのです。その結果、動物はペットとしての扱いが楽となり『天才!志村どうぶつ園』みたいな番組になってしまうとのことでした。また、カラスは悪者、コウモリは不吉といったイメージがあれば、それを覆すエピソードを延々と説明すると、わかりにくくなるので企画が通りにくい。皆が思っているイメージをそのままに番組を作った方が、わかりやすく評価されてしまうのだそうです。
 昨夜、参加された放送現場の方たちもそれは分かっていて、できたらいろいろな生き物の生態を紹介することで正しい方向に持って行きたいということでした。
 忙しい中の会合でしたが、得たものが多くありました。おかげで今日は喉が痛かった。

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