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2010年12月24日 (金)

江戸家猫八師匠と対談

  今日は、日本野鳥の会事務所にて江戸家猫八師匠と対談の取材でした。今年は、これでトークショーを含め師匠とは3回もお仕事をさせていただいたことになります。
 おかげでお互い何を聞き、何を答えるか分かっています。そのため打ち合わせをすることなく、いきなりの本番。それだけに2人だけ盛り上がって、まわりがついてこられない世界に入り込ないように注意をいたしましたが、いかがなりましたでしょうか。
 『野鳥』誌のページ見開き2ページのスペースに1時間近く話したのですから、おまとめになる編集者の方がご苦労されることと思います。
 今日、師匠の話のなかに「自分の鳴きまねが合っているか、チェックをしに自然のなかに野鳥の声を聞きに行く」というエピソードがありました。「何をチェックしに行くのか」おたずねしたところ「音色」だそうです。テンポでも節回しでもなく音色だとおしゃいました。
 野鳥のさえずりを覚えられないと初心者の方はよくおしゃいます。しかし、ベテランになると、どんなに変わった節で鳴いてもアカハラはアカハラとわかります。北海道に行けば、キビタキはまったく別の節回しです。それでもキビタキとわかるのは、さえずりの節回しを覚えているのではなく、音色が頭に入っているからだと思います。
 節回しやテンポは”聞きなし”で、ニュアンスを伝えることができます。しかし、音色を伝えるのはたいへん難しいものがあります。キビタキのさえすりを「初夏のミズナラ林の木漏れ日のよう」、クロツグミを「重厚で濃厚なユリの香りのよう」とワインのソムリエみたいに言ってもなかなか伝わりません。
 音色は録音して覚える、あるいは頭で覚えるしかないと思っていましたが、師匠のように真似をして身体で覚えるという方法がありましたね。
 ところで、この対談は『野鳥』誌の2011年3月号より連載が始まる「野鳥録音講座」第1回目を飾ります。どうぞお楽しみに・・・

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