とり納め-北本自然観察公園
今日は、埼玉県北本市にある北本自然観察公園へ。先日、足立自然にふれあう会の探鳥会に行ったおり、鳥が近くて楽しかったのと不明のクイナ系の声が気になっての再訪です。
クイナらしい声が聞こえたアシ原に行くとなんと半分ほど刈られています。それに、なんだか「ブンブン」と音がうるさくて録音は無理です。
しかし、このまえと同じようにマガモの群れが盛んにディスプレイをし、その上をカワセミが飛び交い、さらにその上をハイタカが飛んでいくという北本ならではのバードウォッチングが楽しめました。鳥がなんとなく近いのも北本ならでは。ヤマガラのこんな写真も撮れました。これが、今年の撮り納めになるでしょう。
ひとまわりして戻ってくると、残ったアシ原からクイナの声が聞こえました。秋から冬に聞かれる間を開けて鳴く「キュ。キュ」と言う声です。しかし、「ブンブン」という音がうるさくて録音は断念。録り納めとはなりませんでした。
さらに、順路をまわって自然観察センターの近くにいくと「ブンブン」という音がいちだんと大きくなりました。どうも音の発生場所は、この建物のようです。建物は改修中でシートに覆われています。工事のための音のでしょうか。暮れも押し迫っているのに熱心なことです。しかし、建物の横に行くとどこから音が出ているかわかりました。エアコンの室外機です。この室外機は大型のもので、5台ほど並んでいます。このうち、稼働している2台のうちの1台が音を立てていました。この室外機は、ファンが上にむかって付いているタイプです。上から落ちた小枝がファンをカバーしている部分に引っかり、それがファンにぶつかり大きな音を立てているのでした。小枝を取り払おうと触るとスポンとファンに飛ばされてしましました。そして、あのうるさい「ブンブン」という音はあっという間に無くなり、あたりは「シーン」とウソのように静かになりました。
あのうるさい音に職員は気がつかなったのでしょうか。機械の故障とか発想しなかったようです。少なくとも、私が入園し枝を取るまでの約4時間、ファンに枝が当たっていたことになります。よく、壊れなかったものです。
録音しているため音に敏感だからと言われてしまえばそれまでですが、多くの方が音に鈍感なのには困ります。
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