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2011年1月 6日 (木)

鳥との距離-北本自然観察公園で

 今日は北本自然観察公園へ。ところが、草刈り作業が広範囲で行われていて、騒音が大きくがっかりでした。そして、昼近くになると風も強くなり、まったく録音でできない状態になりました。どうもこの公園と録音は相性が悪いようです。ただ、鳥は多いうえに近いのでバードウォッチングは楽しむことができました。
 北本自然観察公園で、いつも感じるのは鳥の近さです。ジョウビタキやルリビタキが近いのは、野鳥カメラマンによる給餌の影響があると思いますが、餌付けされていないであろうカワセミやキセキレイも近いのです。北本自然観察公園ばかりではなく、都内の公園でバードウォッチングをしていると、野鳥が近くなりました。
 とくに写真を撮っていると野鳥が昔に比べて近くなったことがよくわかります。1970年代ならば300mmレンズでは点のようにしか撮れなかった鳥が、今ではアップに撮ることができるのです。種類で言えばカワセミが顕著です。このほか、キジバト、ハクセキレイ、アオジ、スズメ、ハシブトガラスがとても近くなりました。
 今日の北本自然観察公園のジョウビタキです。だんだん近づいて来てくれました。

Daurian_redstart1

 バードウォッチングの隠れたコツは、野鳥との間合いの取り方です。種類によってこの鳥ならば近づける、こいつは警戒心が強いから飛び立たせないように注意しようという感覚があるかないかでずいぶんバードウォッチングの効率が異なります。ベテランは警戒心の強い鳥と弱い鳥で、距離の持ち方を身体で覚えているのだと思います。図鑑や入門書には、書いていない現場で場数を踏んで覚えるカンです。このカンが最近、よく狂います。昔の感覚でいると鳥が近づいて来てくれて、びっくりすることさえあります。
 野鳥の問題といえば個体数が減った増えた、あるいは種類構成が変わったなど環境との関係が重要課題となります。野鳥の問題で人との距離が語られることは、あまりありません。鳥と人との距離の問題は人の社会の変化、人心の変化などが大きく影響していると思います。今や多くの鳥が人との関係抜きでは生きていけない状況のなかで、人と鳥との距離もそろそろ問題にしても良いのではないでしょうか。
                                             

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