カラスの空巣調査
六義園の枯れ葉がすっかり落ちたので、今日はカラスの空巣調査をしました。
六義園では、毎年カラスの巣落としをしています。カラスとは、すべてハシブトガラス。去年は5月27日に実施しました。ほぼ毎年、巣落としの後に巣を作り直すカラスがいます。その巣をチェックしておかないと、これから繁殖期を迎えて新たな巣を作ったのか、それとも去年の巣かわからなくなってしまいます。そのため、枯れ葉が落ちて巣を探しやすくなった冬に空巣がないか調査をしなくてはなりません。
いつもは通らない順路や普段は立ち入ることのできない塀際の道などを中心に探しました。発見したのは、2個。これがそのうちの1個です。
去年も10数個を巣落とししましたが、2番が再挑戦したことになります。しかし、今日見つけた巣のまわりで幼鳥の出現をみていません。巣作りはしたものの巣立ちまではいたらなかったことになります。
これで去年の調査が終わり、今年の調査が始まったことになります。
« 今年も来るぞースギ花粉 | トップページ | 今日から春-シジュウカラ初囀 »
「観察記録」カテゴリの記事
- 8月の尾瀬ヶ原(2024.08.28)
- 六義園でヤマガラ繁殖(2024.08.18)
- オオセッカのお話(2024.08.07)
- ツミとオナガの関係は?(2024.07.28)
- 日光 白根山のルリビタキ(2024.07.17)
コメント