剛彦さんの連載開始
日本野鳥の会奥多摩支部報『多摩の鳥』に、蒲谷鶴彦先生のご子息・剛彦さんが「鳥声録音(その1):録音事始め」として連載を開始されました。本日、支部報をお送りいただきました。
第1回は、まだ録音機自体が珍しい時代に野鳥を録音しようとした苦労、でもちゃんとその苦労に鳥が答えてくれた最初のコノハズクの録音までの経緯が書かれています。今後、最初のレコード、文化放送朝の小鳥の放送開始と話が続く予定だそうです。これからも、野鳥録音の黎明期のお宝エピソードが紹介されることでしょう。楽しみです。
剛彦さんによると「父は一代記を書かずに他界してしまいましたので、母が元気で話が聞けるうちに何か残そうと思い、初めてのコノハズクから書き出して見ました」とのこと。実の息子さんが、間近に見てきた野鳥録音の創始者であり、野鳥録音に一生を捧げられた鶴彦先生の人生が紹介されるわけです。連載は6回の予定で、支部報は隔月なので今年1年間続きます。
支部報にご覧になる機会がありましたらぜひお読みください。
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