霜柱を食べるハシブトガラス
はじめは、白いものを突いているのでドバトの死体を寄ってたかって食べているのかと思いました。しかし、良く見ると白すぎます。食べていたのは、霜柱でした。場所は、六義園の中之島。カラスは、ハシブトガラスです。
アスファルトの舗装が多い都会では、霜柱が珍しくなりました。しかし、六義園にはまだたくさん土が露出しています。冬の霜柱は珍しくありません。
ハシブトガラスたちが、食べていた霜柱は六義園の池の真ん中にある中之島の岸にあるもの。池の畔の土は、湿っていて霜柱が良くできるのでしょう。
しかし、寒い日に冷たい霜柱をよく食べるものだと思います。何でも食べるカラスとはいえ感心します。ひとつに、土の中の水分が凍った霜柱にはミネラルが含まれている可能性があります。霜柱を食べることで、ミネラルを補給しているのかもしれません。
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