春のきざし-ハシブトガラス
昨夜は、日光から帰ってきたので外食となりました。
その帰り、信号を待っていると足下に針金ハンガーが落ちているのに気がつきました。それがこの写真です。
この信号の近くのゴミ集積場は、10数m離れています。捨てられたハンガーが、そこから転がってきたとは思えない距離です。ハシブトガラスが、巣材として運んできたものを落とした可能性があります。ハシブトガラスは、巣材に針金ハンガーを良く使用します。針金ハンガーは丈夫で長持ち、カラスの活動の範囲内にある手頃な巣材なのでしょう。
東京のハシブトガラスの巣材運びが見られるのは、普通3月中旬です。さかんに行われてるのは4月に入ってからです。ちなみに、駒込でハシブトガラスの巣材運びがもっとも早く見られたのは、3月5日(2000年)です。もし、このハンガーがハシブトガラスの落とし物ならば、もっとも早い記録となります。
ハシブトガラスの春のきざしでしょうか。
« 春のきざし-奥日光 | トップページ | 『朝の小鳥』4月分収録-難題のツバメのさえずり »
「観察記録」カテゴリの記事
- カワアイサのディスプレイ-日光(2021.02.24)
- キジバトのさえずり-染井墓地(2021.01.26)
- 頭の白いムクドリ-染井墓地(2021.01.23)
- ツグミの鳴き声-染井墓地(2021.01.07)
- 野鳥録音始め-スズメ(2021.01.03)
コメント