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2011年2月16日 (水)

河原で珍鳥-餌付けの問題

 昨日は郊外の河原へ。ご存じのように珍鳥が出現し、野鳥関連ブログをにぎわせている場所です。珍鳥にさほど興味のない私にも、だいぶ前から情報が入っていました。あちこちから情報が入ってくるのですから、さぞ混んでいるだろうと腰を上げることはありませんでした。
 しかしこの間、行徳野鳥観察舎友の会の講演会に来ていただいたT仲さんから、オジロビタキのほうはよく鳴いている、バードウォッチャーはキガシラシトドに集まっているからオジロビタキの方はすいていて録音できるかもしれないという情報。雪の河原でのバードウォッチングも楽しそうなので出かけました。
 土手に上がって見ると、数人のバードウォッチャーや野鳥カメラマンがいます。これはキガシラシトド狙いの人たちでした。100人くらい、いるかもしれないと覚悟して行ったのですが、雪のせいか、ブームは去ったのか、ずいぶん空いています。オジロビタキのほうもわずか2人でした。
 すいていたものの、オジロビタキの目の前でユンボが2台稼働する工事が行われており、録音は断念。T仲さんから連絡があったのは日曜日でしたから、休日で工事は行われていなかったのです。
 ただ、ここで問題なのはどちらも餌付けされていることでした。珍鳥が好きな人が珍鳥を見たがるのは、それはそれでかまわないと思います。ただし、人に迷惑をかけなければです。嗜好は、さまざま好きずきですからとやかくは言いません。しかし、餌付けをして鳥に迷惑をかけるのは、ぜったいにやめるべきです。なお、野鳥への餌付けの問題については、リンクを張っている「野原から」でもSさんが問題提起をしています。
 今回感じたのは、珍鳥に餌付けをすれば他の小鳥も同時に餌に依存してしまうことです。オジロビタキのところではジョウビタキが完全に餌付き、人が来ると餌をもらえるかと思って近づいてくるほどです。また、このジョウビタキは、オジロビタキを追い払います。同じ環境で、同じような食べ物を得る種類ですから、競合は当たり前のこと。そこにいたオヤジは、このジョウビタキを「しっ、しっ」と追い払うのです。他の珍鳥ポイントで同じようにジョウビタキに石を投げた人がいたと伝え聞いています。モノを投げたら一言いってやろうと思いましたが、そこまでありませんでした。それにしても、この人は鳥が本当に好きなのだろうかと疑問に思いました。
 餌付けをすれば同じ環境を好む鳥も来て、競合すれば追われるのは当たり前のこと。このことがわからず餌を撒いてしまうとは、あまりにも鳥について知識がないことにあきれます。そして、来てしまった他の鳥を追い払う心理は、さらに私には理解できません。
 録音はできませんでしたが、バードウォッチングの問題点の現場を見ることができました

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