オジロビタキ録音成功
今日の夕方、郊外の河原を再訪いたしました。この前、平日に行ったら工事の騒音で録音できたかったところです。明日の午後は日本野鳥の会で会議、来週末は日光と、この先の週末は予定が詰まっています。そのため、工事が行われていない週末で行けるのは今日ぐらいしかありません。晴れの天気予報は外れて曇り、寒い夕方ですがしかたありません。
駅に午後4時に着いて河原に向かって歩いて行くと、大きな三脚を持った人と10人ほどすれ違いました。しめしめです。天気が外れての曇りの夕方、写真目的の人はもうお帰りです。
それでもキガシラシトド・ポイントには、まだ人だかりができています。そして、オジロビタキ・ポイントに着くと、ちょうど3人ほどのバードウォッチャーが帰るところ、残った1人もオジロビタキが出てこないということでいなくなりました。T仲さんの情報通りとなりました。これで、貸し切りです。
あとはオジロビタキが出てきて鳴いてくれればと祈るばかり。夕方の河原は風が吹くと寒い寒い、じっとしていると芯から冷えていきます。しばらくすると、願いどおりオジロビタキが出現、鳴いています。この空き地を巡回しているようで、この後1時間ほどの間に3回ほど出現してくれました。そして、じっとしていると、すぐそばまでやって来て鳴いてくれました。それが、この声です。PCM-D1で録音、ノイズの軽減、ノイズリダクションなどの加工をしています。対岸のグランドで野球をする少年たちの声を少し残して、河原の雰囲気を出してみました。
「Red-breastedFlycatcher110219.mp3」をダウンロード
連続する声は、ヨーロッパのCDに入っている地鳴きに該当します。単独の鋭い声は、警戒や威嚇のようで、私の近くに来たときやジョウビタキとケンカするときに出していました。
T仲さん、どうもありがとうございました。
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