『野鳥』誌に猫八さんとの対談掲載
去年暮れの記事で紹介した江戸家猫八さんとの対談の記事が『野鳥』誌に載っています。
購読されている方、ぜひお読みいただければと思います。予告URLは、下記です。
http://www.birdfan.net/fun/matsuda_song/index.html
この記事で、たいへん苦労したことがあります。
対談記事の左下にあるQRコード、あるいはコンピュータでサイトにアクセスすると、猫八師匠のウグイスの鳴き真似を聞くことができるようになっています。コンピュータの場合は、下記URLです。
http://www.birdfan.net/fun/matsuda_song/01uguisu/
この音源を作るのが思いの外、たいへんでした。
対談のときに、師匠が披露していただいたウグイスの鳴き真似をまず取り出そうとしました。ところが、これがなかなか難しいです。というのは「ホーホケキョ」と鳴いて、師匠が「と、このくらいですよね」と言っているのですが「と」が「ケキョ」の残響にかかっているのです。場所は、日本野鳥の会の会議室ですからそれほど広いスペースではありません。この会議室で残響が消えないうちに、もう師匠がしゃべりはじめているのです。ですからウグイスの声をそのまま全部、取り出そうとすると師匠の「と」の声が入ってしまうのです。そして、この「と」を取ると「ケキョ」が途中で途切れた感じになってしまうのです。それだけ師匠の指笛による音量には凄いものがあるわけです。
声紋表示にしてよく見ると「ケキョ」と「と」では、音域が違います。そのため、「と」の部分を少しずつボリュームを下げては聞いて「と」が消えて不自然ではないところを探し出して、なんとか加工を完了いたしました。
対談は楽しくて1時間があっという間でしたが、鳴き真似の音の加工には同じくらいの時間がかかりました。
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