お詫びと訂正
先日、「カラフトムシクイの謎」と題し、記事をアップいたしました。これは、一昨年6月北海道サロベツで録音したカラフトムシクイのさえずりと、先日東京郊外で録音したカラフトムシクイのさえずりが異なるばかりか、市販されているCDに収録されているものとも違うために、亜種による違いなのか、それもとも誤認かという主旨の内容でした。
昨日、”花鳥茶屋”のA井さんからサロベツのものは「ハシブトガラに聞こえる」と言うご指摘とともに、私の音源とご自身で録音されたスペクトルグラムも添付していただきました。どちらもご指摘通り、パターンは一致するものでした。
残念ながら私自身、ハシブトガラのさえずりを聞いたことがありませんので、市販のCDで傍証を試みました。蒲谷鶴彦先生の『野鳥大鑑鳴き声420』(2001)に収録されているハシブトガラとは異なりました。しかし、上田秀雄さんの『野鳥の声283』(1998)に収録されているハシブトガラのさえずりとは一致いたしました。私が、カラフトムシクイと教わって録音したものは、ハシブトガラということになります。
まずはお詫びいたしまして、訂正いたします。なお、過去の記事の2010年7月 2日の「雨の中のカラフトムシクイ」は「雨の中の録音-加工と編集」書き換え、誤認であったことの注を書き添えました。2011年3月10日の「カラフトムシクイの謎」は、注を書き添えました。
いずれにいたしましても、謎ではなく誤認。確認を怠った私のミスでした。汗顔のいたりです。A井さんのご指摘には、深く感謝いたします。重ねてお礼申し上げます。
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