地震-本の雪崩が起きた
今日は、地震のネタ以外、考えられませんね。
まずは、被災された方々にお見舞い申し上げます。皆様におかれましては、大事なきことをお祈りいたします。
私は、地震のときは家の自分の部屋にいました。最初は、ゆっくりとした揺れで緊迫感はありませんでしたが、だんだん揺れが大きくなりモノが落ち始めました。最後には、本棚の本が雪崩を打って落ち始めパニックって来ました。コンピュータのモニターを押さえていたのですが、本棚が倒れたらやばいと思って居間の方へ移動。居間にあるスピーカーが倒れてしまったので、慌てて元に戻しまた倒れないように押さえていました。その間にも、私の部屋ではドシドシ、本が落ちていく音がします。正直、録音をしようなどという発想はおきませんでしたね。あとで考えれば、貴重な音が録れたことと思います。
一段落して部屋に戻るとその惨状に唖然。本棚の上に置いてあった雑誌系がコンピュータに置いてある机に向かって雪崩となって崩れています。モニター用スピーカーは棚が壊れたので落ち、コードでかろうじてぶら下がっているのがわかります。
左右にある本棚に上にあった雑誌や報告書が、交互に落ちたようで報告書の上に野鳥誌、その上に日本鳥学会誌、そしてBirder誌と断層となって折り重なっていました。
現在、家の前の本郷通りは上り下りとの大渋滞で、ほとんど車が動いていません。下り方向に歩いて行く人の群れがとぎれません。このような風景は初めて見ました。
今のところ、電気、ガス、水道、インターネットは生きています。ただし、マンションのエレベーターは停止、携帯電話はまったく通じません。
いずれにいたしましても、カミさんともども怪我もなく無事でおりますので、ご安心ください。
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みなさまご無事で何よりです。
こちらも、妻+2匹は無事です。
私は地震発生当時、中禅寺湖畔の職場にいたのですが、立っていられないほどの揺れではありませんでした。部屋の中は硝子器具や薬品など危険なものがいっぱいなので、皆で外に出ていました。揺れの前に不気味な『ゴー』という地鳴り(山鳴り?)の音が何回も。はじめて聞く音で、雪崩とはまた違う迫力でした。さいわい、薬品類は何ともなかったようです。おそらく、日光市内などより揺れは小さかったものと思います。
帰りのイロハ坂(下り)も心配だったのですが、道路に亀裂が一ヶ所あった位で、大きな崩落等はなかったようでした。でも、その後も揺れが続いているので、油断は禁物です。
投稿: A部 | 2011年3月12日 (土) 17時12分
A部様
ご無事で何よりです。
山鳴りが何回もしたとのこと。いったい山鳴りの元はなんなのでしょうね。低重音なので、録音は難しそうですね。
こちらは、いまだマンションのエレベーターが復旧せず、息を切らせて7階の上り下りをしております。被災地の惨状に比べれば軽微な被害と思って、身体にむち打って登っています。
投稿: まつ | 2011年3月12日 (土) 17時36分