遙かなる奄美大島
ちょうど4年前の今日は、鹿児島県奄美大島にいました。
ルリカケスを見たい、オオトラツグミを聞きたいという旅でした。地元でもっとも自然に詳しいTさんにご案内していただいたおけげで、どちらもクリア。くわえて、オーストンオオアカゲラのドラミングなど、思いも寄らぬ成果もありました。なかでも、もっとも興奮したのはTさんにお願いして連れて行ってもらったナイトツアーでした。
降っていた雨が止み、リュウキュウコノハズクが鳴くなか、林道をゆっくりと車で走るとおびただしいカエルが道の上にいます。それを、轢かないように慎重に運転をしながら、ネグラしているルリカケスやさえずるリュウキュウコノハズク、アマミヤマシギにアマミノクロウサギを見つけ出してくれるのですから驚きです。蒸し暑い奄美の夜は、とてもエキサイティングでした。
そして、目的のオオトラツグミのさえずり。夜明け前後、わずか数10分しか鳴かないというとおりチャンスはわずかでした。
「AmamiThrush07042313NL.mp3」をダウンロード
姿は、たしかにトラツグミそっくりなのですが、さえずりはマミジロ似です。これだけさえずりが違うのですから別種とするのは当然だと思いました。
ところで、明日からまったく逆の方角の北海道に行きます。H田さんのお招きでクマゲラ狙いです。数日、拙ブログはお休みいたします。あらかじめご了承ください。
« 上野駅のイカル | トップページ | 早春の音を求めて-北海道オンネトー »
「徒然」カテゴリの記事
- ブログ、しばらくお休みいたします(2022.08.24)
- 日光のメイプルシロップ『雪の華』-ご紹介(2022.07.17)
- 日本野鳥の会名誉会長・柳生博さん-訃報(2022.04.21)
- 蹴ったのはイヌでした-日光(2022.03.12)
- 蹴られた録音機-日光(2022.03.05)
コメント