早春の音を求めて-北海道オンネトー
北海道から帰ってきました。行ったのは、雌阿寒岳の麓にあるオンネトー湖周辺の森です。狙いはクマゲラでした。なぜ、今なのか。連休に入ると人で混むということもありますが、夏鳥が到来すれば鳥も混んで目的の声が埋もれてしまう可能性があったからです。そして、もっと早いと鳴き少ないだろうということでチャンスは4月下旬、20日前後から天気が続く日を狙っての訪問です。さらに、もうひとつ加えると、森にはまだ雪が数10cm、深いところでは1mも積もっています。雪があるとノイズを吸収してくれ、野外録音にはプラスになります。
現地で案内してくれるH田さんと情報交換しつつ、スケジュールを合わせて出かけただけあって天気はまずまず、お目当てのクマゲラをゲットすることができました。
まず、クマゲラには3回遭遇、1回そこそこの音が録れました。さらに一晩稼働せさておいたPCM-D50には遠いものの約6分、声が入っており番組的にも十分な音源を得ることができました。誤算は、夏鳥はいないもののゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、アカゲラ、ミソサザイなどの留鳥のさえずりが盛んでとてもにぎやかなこと。漂鳥のウグイスはまだ戻ってきていないもののアカハラとルリビタキはさえずり、早朝のコーラスはそれは素晴らしいものでした。ある意味、うれしい誤算です。もし、これに夏鳥が加わったらどんなに素晴らしいコーラスになるのかと思うと、初夏にまた訪ねてみたいと思いました。
持って行った録音機は、PCM-D1、PCM-D50、PMD620、YAMAHAのPOCKETRAK W24の4台。PCM-D1は、いつも手元に置いて鳥が鳴いたら録音。PCM-D1は、音は良いものの電池の持ちが悪いので長時間録音には向かないからです。PMD-620は、電池の持ちは数時間あります。そのため、PCM-D1のバックアップ用と長時間まわして雰囲気を録るために手元に持っていました。PCM-D50は、長時間録音ができますので2晩場所を変え、夜の鳥と早朝のコーラス録り。POCKETRAK W24は、タイマー録音ができますので午前3時から6時までの設定でPCM-D50とは別の場所で早朝のコーラス狙いです。3泊4日の取材で約15Gのデータとなってしまいました。おかげで、まだデータの整理が終わりません。
すでに夜の録音には、地元のH田さんも聞いたことのない謎の声が入っており、これから整理が楽しみです。いずれ、ネタとして紹介できればと思っています。
まずは、報告まで・・・
写真は、オンネトーへ向かう道。正面に雌阿寒岳が見えます。まるで、カナダのような風景が続いています。
« 遙かなる奄美大島 | トップページ | 街の公園でイスカ-北見市 »
「観察記録」カテゴリの記事
- マツムシはどこから?-秋の虫たち(2026.10.05)
- 三番瀬の秋の声-ソリハシシギとオオソリハシシギ。(2026.09.25)
- 大磯の暑い夏に-アオバト(2026.09.15)
- チゴハヤブサに怒られた(2026.09.05)


コメント