街の公園でイスカ-北見市
今回の北海道オンネトーを案内していただいたH田さんは北見市在住、また六義園の鳥仲間のK久保さんも実家が北見市。ということで、法事をかねて帰省されたK久保さんも同行してくれました。
お二方とも北見に戻るため、オンネトーの後に北見市内でバードウォッチングをすることになりました。実は、北見市の公園にナキイスカがいると新聞やTVで報道されており、全国からバードウォッチャーが集まっているとのこと。私が出会ったカメラマンは、名古屋から来たそうです。H田さんによると、ナキイスカはイスカの数10羽の群れになかにいるのだそうです。私としてはイスカで十分、イスカの声が録れたら万々歳です。
市内の公園というのは、ほんとうに市内の真ん中にあり、こんなところにイスカがいるのかと思うようなところ。午後と翌朝早く訪れるとイスカ、マヒワ、シメの群れにゴジュウカラやヒガラ、ハシブトガラなどがいて、とても街の中の公園とは思えない鳥相でした。
イスカは、地面に落ちたマツカサにかじり付いていたり、マツの中でさかんに食事をしています。その間、鳴き合ってくれたので録音できました。また時折、木のてっぺんで鳴き続ける声のなかには複雑な節もあり、さえずりに近い鳴き方も聞くことができました。
ナキイスカには会えませんでしたが、イスカは今まで1回しか遭遇したことのない鳥です。それも、30年以上前に遠くを群れでパラパラ行くのを「あれがイスカ」と教えてもらってわかった程度の出会い。それが、間近で見られ声まで録音できるなんて北見は、すごいところでした。
« 早春の音を求めて-北海道オンネトー | トップページ | 貯まっていた夏鳥-六義園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- 日だまりの印旛沼で(2025.02.03)
- 新年おめでとうございます(2025.01.11)
- 戦場ヶ原に冬が来ました(2024.12.28)
- 伊豆沼のガン(2024.12.10)
- 冬のルリビタキ(2024.11.26)
コメント