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2011年5月18日 (水)

ツミにフラれましたが・・・

 以前、記事にした”『鳴きまねコンテスト』の優勝者”で紹介したS木さんの情報で、東京郊外のツミの声を録りに行きました。
 ツミの声は、かなり難題でなかなか良い声が録れません。毎年、同じ沿線で情報をもらっては訪ねています。以前、月之座さんの情報で図鑑に使える声はなんとか録れているのですが、番組に使えるだけの”尺”がありません。
 S木さんの情報どおり、ツミは抱卵中のようで飛んでいる姿を見ることができました。このほか、オナガの多いところでツミのすぐ近くで巣作りもしていました。また、ガビチョウがいました。おそらく私が知る繁殖期の記録では、もっとも都心に近いのではないでしょうか。
 ツミの録音については、周辺は瀟洒な住宅が並ぶ静かな緑地ですから、鳴いてくれさえすれば良い音が録れそうです。しかし、今回も鳴いてくれません。ただ、タイマー録音をしかけるなど今後、計画を練って出直せば録れるのではないかという期待が持てる場所ですので、再訪することになるでしょう。
 ツミが鳴いてくれないおかげで、S木さんといろいろお話をすることできました。野鳥遍歴から今のバードウォッチャー、野鳥カメラマンの問題まで、語り会うことできました。
 ただS木さん。お願いですから、タイマー録音を仕掛けた録音機の前で鳥の鳴き真似だけはしないでくださいね。

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コメント

きのうは色々な話ができて私にとって貴重な時間でした。
ありがとうございました。
いたずらするなと言われると無性にいたずらしたくなりますね(笑)。
マイクの前で3時間くらいヨタカをやり続けたら、努力を認めてもらえるでしょうか?
昔夜の高尾山探鳥会でヨタカを何回もやって幹事の方に怒られたこと思い出しました。

S木様
 昨日は、ありがとうござおいました。
 木漏れ日のなかでのお話、そのまま雑誌の対談記事になりそうな内容でした。
 また、お邪魔いたしますのでよろしく・・・。

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