« あれから2ヶ月-割れなかったダチョウの卵 | トップページ | 今日は粘菌日和-六義園 »

2011年5月12日 (木)

小雨のなかのエゾムシクイ-六義園

 朝、窓を開けたらエゾムシクイの透き通るような声が六義園から聞こえてきました。
 1984年から六義園の調査をしています。エゾムシクイは、1980年代は毎年、声を聞いていました。しかし、1990年代以降、記録はありません。こうして私が声を聞くのは20年ぶり、六義園で録音できたのははじめてです(ただし、六義園の常連さんのなかには、声を聞いた人はいます)。1980年代の記録では、早い渡りは4月16日(1987年)、遅い渡りは5月11日(1984年)ですから、本日の12日というのは遅めの記録となります。
 六義園の開園時間を待って、急いで録音に行きました。うれしいことに、近くで鳴いてくれました。遠くでキビタキもさえずっています。PCM-D1で録音。低音ノイズの軽減、ボリュームの調整、軽くノイズリダクションをかけています。

「sakhalin_leafwarbler110512.mp3」をダウンロード

 しばらく録音したところで、細かい雨が降ってきました。こぬか雨と透き通るようなエゾムシクイの声はよく似合うのですが、録音は断念。六義園の森の中、エゾムシクイのさえずりがしみるように響いて行きました。

« あれから2ヶ月-割れなかったダチョウの卵 | トップページ | 今日は粘菌日和-六義園 »

観察記録」カテゴリの記事

コメント

六義園だとエゾムシクイは最近聞かない鳥なのですか・・。国分寺周辺の雑木林では,渡り通過がここ10年で増えた鳥の代表格のように感じていました。
ぼくがちゃんと鳥を記録するようになったのは1990年代に入ってからなので,一度減ったのが再び回復しているとするとつじつまが合うのかもしれません。来年以降,六義園で普通に聞かれるようになったらそう結論付けられそうですし,ちがったら,多摩地域と区部では渡り経路の関係等で違うのかも。

植田睦之様
 コメントありがとうございます。
 六義園の珍しい鳥の記録は、常連さんがここ数年で増えたおかげで、どんどん増えています。サンコウチョウは、私1人で見ていたときは、3年に1回くらいでしたが、今では、春も秋も数回でています。中には、アカショウビンの写真を撮ってしまう人もいて、過去のデータとの比較が難しくなっています。
 ですので、あくまでも私個人のデータでの比較です。それでも、私の出動回数を加味しておりませんので、増えた減ったの厳密な比較は難しいですね。
 ちなみに、繁殖地である日光では1990年以来、エゾムシクイの増減は感じていません。

 

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小雨のなかのエゾムシクイ-六義園:

« あれから2ヶ月-割れなかったダチョウの卵 | トップページ | 今日は粘菌日和-六義園 »