今日は粘菌日和-六義園
今日は、月2回の六義園のセンサス調査を行いました。K藤さんといっしょに六義園を歩くと、キビタキやセンダイムシクイのさえずりが聞かれるなど、まだ夏鳥の渡りは続いていました。
ところで、センサスコースの一隅で粘菌を見つけました。白い1mm程度のつぶつぶが、枯れ葉の上に一面に付いています。まだ、移動体で菌糸を伸ばしている状態のものもあります。今日のように雨上がりで蒸し暑い日は、粘菌にとって最高の日和です。
午後、六義園に曲がる道でばったりと日光市在住のM上さんに会いました。なんと、私に粘菌を教えてくれた方、粘菌(変形菌)の研究会のメンバーです。彼から「六義園は粘菌の宝庫、道端に宝石が落ちているようだ」と教わったことを思い出しました。
今日、M上さんはたまたま日光市のバス旅行で六義園に来たところでした。そして、もちろん私が見つけた粘菌も見つけていて六義園のパンフレットに大切そうに包んで持っていらっしゃいました。ただ、粘菌の名前は不明とのこと。帰ってからじっくり調べて教えてもらえることになりました。なんとも運の良いことです。
今日は、六義園で粘菌を見つけ粘菌の先生に会えた粘菌日和の日でした。
« 小雨のなかのエゾムシクイ-六義園 | トップページ | 粟島再訪 »
「観察記録」カテゴリの記事
- セミの周波数で難聴テスト(2022.08.03)
- アカハラのさえずりは2音節半か-日光(2022.07.28)
- アカハラがさえずるまで-日光(2022.07.27)
- ニイニイゼミが鳴いていた-六義園(2022.07.11)
- ブッポウソウ出現-六義園(2022.07.09)
コメント