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2011年6月 9日 (木)

6年目に録音成功-シロチドリ

 毎年、チャレンジしてなかなか録音できない鳥が何種類かいます。そのうちのひとつがシロチドリです。去年もほぼ同じ時期に挑戦して録れませんでした。記事「難題の鳥・シロチドリ」を参照してください。
 今年も再挑戦です。はからずも去年の1日前、ほぼ同じ日となりました。例によって、イラストレイターのM輪さんにお世話になりました。
 今年もコアジサシのコロニーはありません。コロニーを守ろうとするコアジサシに依存しているシロチドリも減っているのです。M輪さん情報では、1番はもう雛が孵っている状態、もう1番は抱卵中とのことでした。
 録音機は、なるべく目立たない小型機ということでオリンパスのLS-7とYAMAHAのW24の2台を投入。さらに、録音機を警戒させないようビニールにくるみさらにタッパに入れ、マイク部分だけ出して砂に埋めておきました。観察すること2時間。抱卵中の巣の近くに、巣立った雛が近づいて来ました。このとき、雛を守ろうとする親鳥と巣を守ろうとする親鳥が何度も身体をぶつけ合ってのバトルが繰り広げました。警戒させないように数10m離れて見ていた私とM輪さんには、シロチドリの声は聞こえません。これで鳴かなければ、もうシロチドリの声を録るのはあきらめるかというほどのケンカです。
 このあとは、雄と雌の抱卵交代では、交尾のような行動が見られました。一昨年は、交尾でも鳴かなかったですから、この行動の声も期待薄です。昼近くになると、海からの風が強くなったので引き上げることにしました。
 ということで、家に帰ってきてから音源をチェックしたところ、バトルも抱卵交代も鳴いていました。2時間回して、4回ほどの声が録れていました。これがその一部です。LS-7で録音、低音ノイズの軽減、ボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。

「KentishPloverLS_70013-1e.mp3」をダウンロード

 後ろのほうの声は、M輪さんも聞いたことのない声だそうです。それにしても、以前はたくさんいたシロチドリの声を録るのに6年かかるとは思ってみませんでした。「昔は、シロチドリが少なくて録音するのがたいへんだった」と語れるようになればよいのですが。M輪さん、今年もお世話になりました。おかげで録音ができました。お礼申し上げます。

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コメント

まつ様、こんばんは。

コチドリ、イカルチドリ、メダイチドリなどは、良く声を発し、直ぐ識別できますが
シロチドリはわからないですね。
自分のフィールドでも見れますが、確かに今まで声を聞いた事が無いような気がします。
6年がかりでしたか、根気がいる鳥ですね(^^ゞ

kochan様
 シロチドリにこれだけ手間取るとは思ってもみませんでした。地味な声なので、番組使うこともないのですが、録れないとなるとなんとか録ってみようと思ってしまいます。

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