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2011年6月 1日 (水)

『朝の小鳥』7月分収録-霧多布湿原の野鳥たち

 今日の午前中は、K藤さんと六義園のセンサス調査。スズメやシジュウカラの幼鳥が飛びまわっていました。また、キビタキのさえずりが聞こえて、まだ夏鳥の渡りが続いています。
 午後は、文化放送にて『朝の小鳥』7月分のスタジオ収録。初夏の北海道霧多布湿原の野鳥たちです。これは2005年、日本野鳥の会でいっしょに仕事していたH高さんが経営する”ポロト観察舎(http://homepage3.nifty.com/poroto/)”を根城に録音旅行をしたときの音源です。位置的には、霧多布湿原の東のはずれにあるポロト沼のほとりとなります。宿の前が、そのままフィールドなのですから、どこも行く必要がありません。ベンチに座っているだけで、アオジ、ノゴマ、ノビタキが目の前にやってきます。その後ろでは、オオジシギがうるさいくらいディスプレイフライトを繰り返し、沼にはタンチョウがたたずみその前をカワアイサの親子が泳いでいきました。

Cranemerganser
 

 夜は夜でクイナが鳴き続けていました。野鳥たちの早朝のコーラスを録音しようと思ったら午前2時から始まっていたのには驚きました。おかげでボロボロに疲れ、ボロト沼という感じになりました。
 7月の放送内容は下記の通りです。
  3日 ノゴマ
  10日  アオジ
  17日  コヨシキリ
  24日  ノビタキ
  31 日  ベニマシコ

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