ツミをタイマー録音
昨夕、S木さんに教えていただいたツミの声を録るために録音機を置きに行きました。以前、昼間に行ったのですが自動車の音や人通りが多い上に、ツミは鳴きませんでした。それならば、早朝に録音できるようにタイマー録音を仕掛けておけば録れるのではないかという作戦です。
S木さんからは、雛が大きくなってきたら親鳥があまり鳴かなくなってしまったとの報告、それにそろそろセミが鳴き始めるので早くしたほうが良いという適切なアドバイスをいただきました。しかし、夜に確実が雨が降らず、風がない日でなくてはなりません。そして、私が午後と翌日の午前中、身体が空いていなくてはなりません。この条件にあった日がやっと巡ってきたのです。
今までも都会の公園でのタイマー録音は、六義園のみ。六義園には夜、人は入りませんし、隠すところもたくさんあります。しかし、ツミのいる公園は、まわりをマンションに囲まれているだけあって人も良く通ります。藪が少ない上に施設もほとんどなく、録音機を隠すところがないので困りました。ツミが鳴きそうなところは、巣のそばとツミが餌渡しをする糞がたくさん落ちているところとあたりを付けました。そして、なんとか歩いている人から見えにくい木の枝の上に置いておきました。
セットしたのは、YAMAHAのW24とOLYMPUSのLS-7の2台。午前3時から9時まで。また、LS-7はタイマーが3件できるので、前日の午後5時から7時までも設定しておきました。この2台、持って行かれたら5万円の損失です。
ということで今朝、回収に行きました。ツミのいる公園に行くと、すでに巣立ちを待ち構えている野鳥カメラマンが4人います。もし、録音機が見つかっていたらと、どきどきして公園に入ります。幸いなことに2台とも無事。ファイルもできています。まずは、成功。ということで、15時間に渡るデータをざっとチェックしたところです。問題は、同じ公園に巣を作っているオナガです。こちらも雛がいるのでとてもにぎやかです。ツミが鳴いてオナガが鳴いていない部分は、午前4時50分にありましたのでお聞きください。録音機はW24、ボリュームの調整、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
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