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2011年6月 2日 (木)

OLYMPUS LS-7ファーストインプレ

 昨日、文化放送のスタジオ収録の帰りに秋葉原に寄ってOLYMPUSのLS-7を買ってきました。ウインクデジタルで、19,800円。価格コムの最安値です。
 私にとってのこの機種の売りは、ステレオマイク+無指向性マイク=3マイク、タイマー録音が3パターン、バッテリーの持ちと大容量メモリで長時間録音ができることです。この価格で、96kHz/24bitの高品位録音や小型軽量は当たり前の機能になってしまいましたね。
 今日は雨、家のなかで試してみました。野外では使用していない時点での感想です。
 買ってわかった良かったことは、感度が凄く良いことです。マイクの感度を三段階に切り替えられますが、H(高)で録るとリミッターを入れてもひずむほど高感度です。ほかの録音機の水準(野外に置いてノイズを-24以下)にするためには、M(中)でさらにボリュームを絞る必要がありました。静かなところでの録音では、威力を発揮しそうです。
 買ってわかった残念なこと。マイクの指向性をメニュー上で変えることができますが、指向性の角度を変えると録音モードは44.1kHz/16bit以下のステータスでしか録音できませんでした。
 あとバッテリーは、本当にカタログ通りに持つのでしょうか。付属のバッテリーでは3時間しか録音できませんでした。新しいバッテリーに入れ替えて実験中ですが、6時間録音したところでバッテリー目盛りが1つ減りました。現在、12時間目ですが目盛りは1つ減ったままです。これで本当に、48kHz/16bitで22時間録音できるのでしょうか。
 あと、録音した音を声紋表示させてみると、3000~4000、5500~6500、8500~9500、11,000~13,000Hzが薄いのです。要するに縞模様、虎刈りのように表示されます。これは、録音モードにより異なるのか、あるいは聞いてわかる程度のものなのか不明ですが、気になります。
 あと残念なのは、ファイル名は数字が増えるだけで日付も時間も名前にはなりません。また、この手の小型録音機に共通しているのですが、ジャマーが貧弱です。添付のスポンジ製のジャマーは小さい上に、取り付けにくく取れやすい構造です。なお、トモカ電気で購入したWindTechのMM50、LS-10とLA-11用をかぶせてみたところ、使用できそうです。
 明日から遠出をします。野外で実際に使用してみて、また報告をいたします。 
  写真はセットの一部、このほか編集ソフトのCDが付いています。

Olmpusls7

    ところで明日、放送予定の江戸家猫八さん出演の「NHKゆうどきネットワーク」は、国会中継のために放送時間が変更になるか、別の日に放送されることになるかもしれないとディレクターからメールが来ました。あらかじめご了承ください。

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機材」カテゴリの記事

コメント

このサイトはYAMAHAを立てなければいけないのでLS-7は脅威でしょう。連載にも影響するのか、文章に焦りのようなものを感じる点が興味深いです。W24は2GBという制限があり長時間録音は出来ません。このサイトは16bit/44.1KHzにすることで問題を回避していますね。また録音レベルはMAXとホームページにありますが、屋外で使うには基本的に不向きです。
その点でLS-7は途切れることもなく、素人にも直感的に良さを理解できましょう。ただ所詮は福沢くん2枚の代物ですが、この程度のレベルをプロが使うんですか。タッパに穴あけてタイマー録音、録音中の表示などと推奨するとは甘ったれてますよ。オリジナルのない人が考えそうなことで、その場で耳を傾けることなく録音だけを聞いても感動はありません。

maja様
 また、たいへん残念なコメントをいただきました。
 LS-7は、今回はじめて野外で使用してみて使いやすい機種と思いました。今回の録音行では、クロジのすばらしいさえずりが録れました。当記事は、あくまでもファーストインプレです。機材の善し悪しは、四季を通じて使用しないと判断できないと思います。また、私がLS-7を進めた知人がすでに2名、購入していることを書き添えておきます。
 誤解されているようですので、説明しておきます。このブログもWebサイトsyrinxも野鳥録音の普及をはかるものです。録音機についても、安価高機能の機種が最近出てきたため、できる限り紹介したいと思っています。そして、誰でもできる気楽に野鳥録音を楽しんでもらえればと思っております。ですから、プロを目指す方、あるいはプロの方のためのものではありません。
 YAMAHAとの関係を懸念されているようですが、多くのメーカーが録音機を出している中で、野鳥録音の普及に理解を示していただいている唯一の企業というだけのことです。そのため情報交換をしている状況です。私は機器やソフトのこと、向こうは野鳥の知識を求めております。
 また、「W24は2G制限があり長時間録音が出来ません」とありますが、おっしゃる通り多くの機種に2Gの壁がありW24に限ったことではなりません。またW24の場合、2Gで録音が止まってしまうのではなく2Gのファイルが連続して形成されます。内蔵メモリで4G、増装することで32G。私は、16G増装し24時間連続録音をしたことがあります。ただ、内蔵メモリから増装メモリへの連続録音はできませんでした。
 私にオリジナルのないというのは、ご指摘通り私自身の戒めです。このようなご指摘をいただけるということは拙著をお読みいただき私の番組もお聞きいただいていると言うことなのでしょう。ある意味、怖いですね。
 野鳥録音は楽しむものだと思います。野鳥録音をしてながらこのような物言いをされるのはたいへん残念です。野鳥の声を聞き、穏やかな気持ちになれない中での録音、私には考えられません。また、jama様とはこのような行き違いがある以上、私の音源を無理に聞かせているわけでもなく、ただこのブログに来なければ良いだけの話です。どうぞ、これ以上のお付き合いはご容赦ください。

突然すみません、購入して随分お時間がたちましたが、その後の使い勝ってはいかがてしょうか?ご感想を宜しくです。

あくつひとし様
 古い記事を覚えていただきありがとうございます。
 前コメントのように機材のことを書くと邪推する方がいるので凹んでおりましたが、期待されている方もいることがわかり、うれしい限りです。
 LS-7については、96-kHz/24bit録音の比較で記事にしておりますので、まずはご覧ください。
高品位録音の実験-六義園
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2011/08/post-0a40.html
高品位録音の実験-検証と方向性
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2011/09/9-92d6.html
 私の場合、PCM-D1がメインでPMD-620をバックアップ、W24をタイマー録音用と使い分け、その予備がLS-7という位置づけで使用していました。
良い所は、タイマー設定が3パターンできること。これで夕方と夜明け前に設定できます。感度が良いので、静かなところでは大きな音で録れます。安いので、放置録音をしても気が楽です。
 録音していて、PCM-D1が望遠レンズ、LS-7は広角レンズで録音している印象があります。ようするに指向性が鋭くなく、遠い声はより小さく、近くの音はより大きくなる感じです。ですから、手持ちだと鳥が近くに来てくれないため、あまり録れないが長時間放置、あるいはタイマー録音で、鳥が近くに来て鳴いてくれると良い音が録れるということになります。私は、3パターンのタイマー録音が出来ると言うこともあって、もっぱらタイマー録音で使用していました。
 音は、ウグイスのまろやかな声はまろやかに、ヒヨドリの鋭い声は鋭く、普段の印象どおり録れると思います。また、グラントノイズが他の録音機と違って大きめに「ゴーッ」と入ってくる感じです。これは、編集加工でどうにでもなりますので、まずは鳥が近くに来る状況で大きく録る努力をすれば、よろしいのではと思います。
 この程度の感想ですが、ご参考になれば幸いです。

ご丁寧にありがとうございました。
秋の虫の声を撮ろうと思ってます。
簡易なICレコーダーとは違う音質を期待しております。

あくつひとし様
 秋の虫の声、これから良いですね。虫の声は、鳴いている虫の近くにそっと置いてけば良いので、LS-7は小さくて使いやすいと思います。あと、小型の三脚(カメラ用三脚穴あり)かアウトドア用のイスに置いて、自在に方向や角度を変えられるようにするとよろしいのではないかと思います。
 では、良い録音が録れることをお祈りしております。

今日購入しました。¥11800オレンジ色、
音がこもると定員に言われて一瞬迷いましたが。(笑)
もったいない程の虫の鳴き声を録り貯めるつもりです。購入のいいきっかけになりましたありがとうございました。

あくつひとし様
 LS-7購入おめでとうございます。
 私の買ったときに比べて、半額ですね。安くなりました。
 私が使っていて、こもった音に聞こえるという印象はないですね。部屋の中での録音では、反響してそう聞こえることがあるのでしょうか。野外で音が抜けていく環境であれば、あまり感じなのかもしれません。
 いずれにてもお楽しみいただければ幸いです。

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