コウモリがいない
今年は今日現在、まだアブラコウモリを見ていません。例年ならば今頃、夕日を見ながらビールを飲んでいると数匹が六義園の森の上を飛んでいるのを見られます。昼間のツバメから夜のコウモリへ交代して行くさまを見ながら飲むビールは最高です。
アブラコウモリは、5月頃から出現してくれます。そして、7月ならば数も多くなり確実に飛んでいるはずです。ところが、今年はまだ1匹も見ていないのです。
以前、コウモリの専門家に「アブラコウモリは、5月までどこにいるのか」聞いたことがあります。3月には暖かくなって冬眠から醒めて姿が見られるはずなのに、私の初認記録はだいたい5月だったからです。専門家の方は「そんなはずはない。東京だったらだいたい3月下旬から飛んでいる、気がつかないだけでは」と言われました。
そこで、ハタと気がついたのは私が夕方、ベランダでビールを飲み始めるのは、暖かくなった5月下旬頃からだったのです。ですから、今までのアブラコウモリの初認記録は、コウモリの初認日でなくて、ベランダでビール飲みの初認だったということになります。なんとも、お恥ずかしい話です。
それにしても、なんで今年はアブラコウモリの姿が見えないのでしょう。毎日、ベランダでビールを飲んでいるのかかかわらずです。
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