デジスコ通信に投稿-野鳥をモノ扱いするな!
野鳥への思いを言葉にしようと思うとたいへん難しいのです。自分自身の思いを表現しようと思うと苦労しました。そのきっかけとなったのは、ある野鳥カメラマンの野鳥への態度です。そんないきさつをデジスコドットコムのメールマガジン『デジスコ通信』に寄稿しました。下記URLで、読むことができます。
http://www.digisco.com/mm/dt_55/toku1.htm
多くの方が読まれるメールマガジンなので、言葉はできるかぎりやさしくわかりやすく書いています。また、私が指摘した本人が読んでいるかもしれないのですから、表現は穏やかにしています。しかし私の気持ちは、野鳥をモノ扱いする野鳥カメラマンやバードウォッチャー、そして研究者は、野鳥とつきあうのをとっとと止めて欲しいと思います。
« 今年も遅い-ハシブトガラスの幼鳥 | トップページ | 総会出席-日本野鳥の会 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 奥入瀬のきのこ図鑑-紹介(2023.05.09)
- 鳴き声のモノサシ鳥-Birder誌(2023.04.15)
- 『朝の小鳥』スタジオ収録-5月は日光25年間の録音(2023.04.12)
- フォノシート『信州の野鳥』(2023.02.09)
- 『鳥屋の本読み』卒業(2023.01.24)
こんばんは。まさに同じ思いです。どうも年配の男性はまず人間がえらいという概念が染みついているようです。カラスでも同じ事を感じます。そんな世代がいまカメラを振り回しているのだと感じます。この人達は、礼節を持った人とのつきあいもできません。今その反動もあって、幼稚園の子供達対象にダンゴムシは偉いというイベントやっています。ダンゴムシの能力を知って、生きものを尊敬してもらいたくてやっています。じつはこれは相手の能力を認めるということにもつながってきます。鳥を物扱いする人たちは、どうもこのあたりの教育が欠如しているようですね。
投稿: shibalabo | 2011年7月 5日 (火) 23時11分
shibalabo様
私もたぶん年配の男性に分類されると思います。偉いとは思っていませんが、人生ドラマの主人公という思い違いをしているときがあります。ただの鳥好きのおっさんなのですがね。
あとは知識の欠如でしょうね。私もダンゴムシの生態はよく知りませんが、アリやミミズの自然のなかの重要性を良く語ります。
昔も高齢者のバードウォッチャーがたくさんいたのですが、こういう雰囲気にはなりませんでした。なぜ、こんなになってしまったのか、もう少し考察を続けたいと思います。
そういえば、カラスネタのTVの取材、shibaraboさんにふってしまいました。すみません。
投稿: まつ | 2011年7月 6日 (水) 08時35分