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2011年8月23日 (火)

今日からアオマツムシ

 去年、アオマツムシの鳴き声の初認は8月14日でした。六義園の過去の記録では、早いと8月12日、遅いと9月3日でした。という記事「今年もアオマツムシが鳴き始めた」を去年書きました。
 ところで、今年は本日8月23日。だいたい20日前後には鳴き始めますから、ほぼ順当な記録ということになります。
 こうしてみると、アオマツムシはいったい何をきっかけて鳴き始めるのでしょう。温度との関係はいちばんありそうです。涼しさを感じてならば、数日前のほうが寒いくらいでしたのでもっと早く鳴き始めて良さそうなものです。去年は10日近く早かったことになりますが、今年以上の猛烈な暑さが続いていたときです。ということは、温度プラスアルファなのかもしれません。
 季節の感じ方、それぞれの生き物の生き延びてきた戦略にあると思います。比較的ブレの少ないアオマツムシの鳴き始めは、何を指標にしているのか不思議です。

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コメント

柏も23日から鳴き出しました。千葉駅までは、22日に聞きました。積算温度で羽化の日が決まると思うのですが、それにしてもシンクロするのが変ですね。

シバラボ様
 そちらでも鳴き始めましたか。良く言われるのは積算ですが、積算する感覚器官というかセンサーはどこにあるのでしょうね。
 今度、矢島稔先生に会ったら聞いてみます。

 日本セミの会々報『CICADA 』Vol. 18 No. 4に税所康正さんの「個体数の増減と鳴き始め時刻の関係について」という報告があります。
 この報告を私は実際に読んでいないのですが、河野勝行さんという昆虫研究者のブログによりますと、その要約は以下の通りです。
 「温度に差がなくても個体数が増減しただけでセミの鳴き始めの時刻や時期が変動することを明快に示している。」
 個体数が多ければ、初鳴きの個体が出現する時間が早まる確率が高くなるということのようです。

 これを読んだとき、何か「ハッ」としたのですが、ひょっとするとアオマツムシもこれに当てはまるのかもしれないと思ったしだいです。

 税所さんはセミの研究や鳴き声の録音で有名な方ですが、大学の工学部で確率、統計論を専門とされている先生です。さすがにちょっと違う見方をするものだと、感心しました。

A部様
 そうですね。セミも同じことになるかもしれません。
 アオマツムシの姿は、かなり以前に見ていたのですが、声を聞くことはありませんでした。ある程度の数がそろわなくてはならないということでしょう。鳴いて天敵に見つかる危険を、大量に出現して個体が生き延びる確立を高めるという戦略なのでしょう。
 税所さんは、拙サイトにもお出でいただいたことがあり、録音についてメールのやりとりをしています。
 今度、セミの図鑑に関わったようで、これも魅力的な図鑑なので、手に入れるつもりです。

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