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2011年8月 2日 (火)

真夏の夜の思い出-科学映画

 子供の頃、住んでいた東京の西のはずれ板橋区新河岸では夏休みの夜に映画会がありました。住宅地のなかに広場とも公園とのつかない空き地、原っぱと呼んでいたのですが、そこに皆が集まってゴザを敷いて暗くなるのを待つのです。
 スクリーンは、ただの白い布で風があるとはためいてしまい見にくい画面でした。それでも、バスに乗って赤羽や池袋へ行かなくても、タダで映画を見ることができる映画会は夏休みの楽しみでした。
 覚えている演目は、ディズニーのアニメーション、モノクロでした。あるいは伴淳三郎主演の『二等兵物語』を覚えています。当然、教育関係の企画ですから科学映画、あるいは教育映画というジャンルの映画がかならず上映されました。劇映画やアニメーションの前に、どちらかというと退屈な教育映画が上映されていたのだと思います。
 そのなかで、野田の鷺山を舞台にした映画を覚えています。当時は、まだ鳥には興味はありませんでしたが、たくさんのサギがいるコロニーの映像を覚えています。タイトルは『白鷺と子供たち』だったと思うのですが、検索しても出てきません。また、日光のイワツバメと子供たちの交流を描いた『五千羽のイワツバメ』も見たかもしれません。この映画は、その後日光がらみで見る機会があり記憶が錯綜してしまっています。
 このような教育映画のなかには、下村兼史が監督をした”或る日”シリーズもあったことでしょう。あるいは、理研映画の名作も上映されていたのかもしれません。残念ながら、これ以上の記憶はありません。
 これらの映画は、劇映画のようにDVDになることはありません。フィルムセンターで時折上映されますが、オリジナルが残っていないタイトルもありそうです。これらの映画のなかには貴重な映像が残っていると思います。未来に残さなくてはならない文化遺産だと思うのですが、残念です。
 風に揺れるスクリーンのなかで揺らいでいた今なき野田の鷺山の風景は、私の記憶の中だけというのは、あまりにももったいないと思います。

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