雨の中のタイマー録音
ここ数日、栃木県日光に行っていました。朝晩はさすがに涼しいのですが、昼間は東京と変わらないほど暑く日に焼けました。もう、小鳥のさえずりの季節は終盤、録音をしないでゆっくりするつもりでした。それでも何となく気になって、霧降高原でタイマー録音をしてしまいました。3泊4日でしたので、朝と夜とも3回チャンスがありました。
YAMAHAのW24とOLYMPUSのLS-7の2台を毎日、場所を変えて置きました。ところが連日、雨に見舞われてしまいました。夕食後にどっと降ったり、昨夜は深夜にぱらっと来たようで回収のために行くと道路が濡れていました。
以前、記事にしたように録音機はビニールの袋に入れて口を輪ゴムでしっかりと留め、タッパに入れています。しかし、マイク部分はカバーすることはできません。スポンジのウインドスクリーンのみです。いちおう、雨の当たりにくいところに置くのですが、日光特有の土砂降り、回収するとびっしょり濡れています。本体までは、水がしみるようなことはありませんでしたが、ウインドスクリーンを絞ると水がしたたり落ちる状態です。これでは録音は無理と思いましたが、聞いてみるとW24、LS-7ともちゃんと録音されているのは驚きました。
アップしたのは、W24で録音したアカハラのさえずりです。ボリュームの調整、低音ノイズの軽減、かるくノイズリダクションをかけています。
「Brown-headedThrush110811_0300.mp3」をダウンロード
前の日の夕方に置いたのですが、夜半に大雨。翌朝、このアカハラのさえずりを録音しているときには、ウインドスクリーンが雨でびっしょり濡れマイクもその影響を受けている状態です。少なくとも変なノイズが乗ったり、音がひずんだりこもったりはしていません。
さすがに8月中旬ですから、小鳥たちのさえずりは少なくなっていました。もう、ルリビタキやコマドリ、コルリのさえずりは聞こえません。しかし、アカハラがさかんに鳴き、ウグイス、ホトトギス、ホオジロは、まだまだ楽しめました。
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