気持ちの良い日-葛西臨海公園でクマゼミ
こんな良い天気の日に家にいるわけには行きません。といっても三番瀬は立ち入り禁止、ということで葛西臨海公園鳥類園に行きました。
思いの他、日差しが強く暑い。しかし、海からの風は涼しくさわやかです。とくに、ウォッチングセンターの2階に上るとかなり涼しくなりました。ちょうど、干潮の時間で沖の干潟に鳥の影が見え、近くの水辺には鳥影は少なめです。そのため、内陸の湿地ではセイタカシギ、アオアシシギ、トウネン、イソシギがいて、アオサギ、ダイサギ、コサギ、チュウサギなどの姿が目立ちます。海風に当たっていると、悲鳴のようなアオアシシギの声、見回すとオオタカの幼鳥出現です。さきほどからカイツブリが警戒の声を上げ、浅い水面にもかかわらず潜水を繰り返していたので気にはしていたのです。やはり猛禽がいたのでした。
ところで、今日の葛西で気がついたのはクマゼミが随所で鳴いていたことです。多くはありませんが、あちこちで鳴いていました。管理事務所の横で鳴いていたクマゼミをYAMAHAのW24で録音してみました。低音ノイズを軽減して、mp3に変換してアップしておきます。
「kumazemi110908.mp3」をダウンロード
この間、入手した『日本産セミ科図鑑』によれば、クマゼミの本来の東限は「神奈川県の平塚市西部」、代々木公園のものは「広島から樹木を植栽したことによる人為的移入とされている」と書かれています。この葛西も近年、造成されて公園です。こちらも関西の造園業者が活躍したためなのでしょうか。
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