こんなもの見つけました-REMENBIRD
今日の六義園の調査はK藤さんと。シジュウカラの群れのなかにサメビタキらしい鳥を発見。久しぶりの出会いです。ヒガンバナも咲き始め、日本の秋が始まりました。
さて、海外のサイトでこんなものを見つけました。REMENBIRDです。
双眼鏡に取り付けて使う録音機です。双眼鏡を見ながら野鳥が鳴いていたら録音するという使い方が新鮮です。写真を見ると、ツアイスやスワロフスキーの40mm口径など比較的大型の双眼鏡の中央に取り付けて操作しています。
使い方はいろいろ書いてあるのですが、スペックがよくわかりません。翻訳ソフトを駆使して理解したところでは、重さ50g、マイクロフォンはモノラル(下の出っ張ったところがマイクです)、本体メモリは4G、単三電池で駆動、音はmp3で録音するなどが読み取れました。間違っていたらごめんなさい。
面白いのは、声の図鑑(Audio Field Guide)が付いていて聞き比べることができるというのがキモです。今のところ、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリアをメインに北部アフリカを買いたすなど、自分にあった図鑑を構成できる仕組みです。この種類数がはんぱではありません。たとえば、ヨーロッパ編は400種以上:904トラック、北アメリカは編は714種:1022トラック、オーストラリア編は533種:1400トラックとなっています。なお、残念なことに日本はありません。さらに、録音した音声を管理するソフトがついて、これで自分の録音した音を管理するという仕組みです。気になるお値段は、120.83ユーロ、193ドルですから、1万5千円といったところでしょうか。
双眼鏡に取り付けて録音開始、動いたら音が入ってしまいますので、じっとしてしていなくてはならないのは辛いですね。マイク性能がわからないので何とも言えませんが、録音機のスペックとしては貧弱さを感じてしまいます。ただ、Audio Field Guideだけでも1万円の価値はありそう。と言うことで、ご紹介に留めておきます。
ご興味のある方、詳しくは下記URLをご覧ください。
http://remembird.com/index.html
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