六義園にいて良いの?-イカリモンガ
昨日、六義園で見たことがあるけれど名前が出てこないチョウに出会いました。写真を撮ったものの名前がわかりません。
”枯れ葉のようなチョウ”や”裏がオレンジ色のチョウ”などのキーワードで検索しても出てきません。思い切って”チョウ”を”ガ”にして検索したら、イカリモンガであることがわかりました。イカリモンガは、日光の晩夏の自然観察会でかならずと言って良いほど出会っていました。翅の表には、船の錨のような模様があるのが特徴で、名前の由来にもなっています。どうりで見たことがあると思いました。
イカリモンガはちょっと変わっていて、昼間に活動するガです。それも、チョウのように翅を立てとまります。分類はガになっていますが、本人はチョウのつもりなのかも知れません。
ただ、ここで疑問です。私がイカリモンガとは日光で出会っていたように、山地性のガです。それが平地、それも都会のど真ん中のにある六義園にいて良いのでしょうか。ざっと調べて見ましたが、都心の公園での記録を見つけることはできませんでした。専門外なので断定的なことは言えませんが、珍しい記録なのかもしれません。
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まつ様
私も赤城山の麓にある「嶺公園」でたくさん見ました。
一昨日に、カレハチョウを小さくしたような蝶がいたので、いくつか写真を撮ったのですが、その中にイカリモンガがいくつか写っていました。(最初に撮影したものはテングチョウに似ていますが、今の時期にいるものなのかわかりません。他にアサギマダラもいました)
今日も同じ場所に行ってみましたが、アザミの花の蜜を吸っているのを1時間半で6~7回見かけました。その公園は標高350m前後で、森と小さな湿原がある場所です。(あまり参考にはならないですね・・。)
投稿: 群馬 もてぎ | 2011年10月10日 (月) 18時28分
もてぎ様
標高350mでは、さほど高い山地ではありませんね。日光では、金精峠付近の2000mなど、1000m程度で見ていますから、かなり山地という印象でした。
投稿: まつ | 2011年10月10日 (月) 19時31分